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» 2016年05月26日 05時00分 公開

WordPress活用に欠かせない、PHPをWindowsにダウンロードしてインストール、アンインストールするスマホで便利な環境構築手順書(2/2 ページ)

[薬師寺国安,PROJECT KySS]
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環境変数の設定

 記事「Javaの実行環境JREをWindowsにダウンロードしてインストール、セットアップ設定、アンインストール」で解説したように、「スタート」→「コントロールパネル」→「システム」とたどって、環境変数の設定を行う(参考)。

 「●●のユーザーの環境変数」から「新規」を選択して、「変数名」に「PATH」、「変数値」に「php」のフォルダを置いた「C:\php」を指定する(図10)。

このとき、下の「システム環境変数」内に「PATH」があれば、「;」の後に、「C:\php」を追加する。

図10 「●●のユーザーの環境変数」を設定する

 全て「OK」をクリックして閉じる。

PHPのインストールの確認

 実際にPHPがインストールされているかどうかを確認してみよう。

 第1回目で解説したように、「cmd」と打ち込んで、コマンドプロンプトを起動する。コマンドプロンプト内に下記のように入力して、「Enter」キーをたたく。

php -v

「VCRUNTIME140.dllがない」というエラーが表示された場合

 すると、図11のようなエラーが表示される。

図11 「VCRUNTIME140.dllがない」というエラーが表示される

 この場合は、下記のURLから「Visual C++ 再頒布可能パッケージ」をダウンロードしてインストールする必要がある(図12)。

https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=48145

図12 Visual Studio 2015 の Visual C++ 再頒布可能パッケージのページ

 図12から「ダウンロード」をクリックして、表示される画面から、「vc_redist.x86.exe」にチェックを入れて「次へ」をクリックする(図13)

図13 「vc_redist.x86.exe」にチェックを入れる

 すると、ブラウザの下にダウンロードの表示が出るので、今回は「実行」をクリックして、直接インストールをする(図14)。インストールの画面に従っていくと、インストールはすぐに終了する。

図14 「実行」を選択して直接インストールする

 では、これで、再度コマンドプロンプトを起動して「php -v」と入力してみよう。


 図15のようにphpのバージョンと情報が表示される。これで、phpはインストールされていることになる。

図15 phpのバージョンと情報が表示された

PHPのアンインストールと確認

 今回のPHPはSetup.exeを実行してインストールしたわけではないので、アンインストールという作業は存在しない。C:\phpのフォルダを丸ごと削除し、環境変数を元に戻すだけでOKだ。

 設定を戻した後、再度コマンドプロンプトを起動してphpのバージョンを確認してみた(図16)。

図16 C:\phpのフォルダを削除したので、phpというコマンドは認識されなくなっている

PHPを使ったソフトウェアの実行やPHPプログラミングに

 今回はPHPのインストールとアンインストール方法について解説した。冒頭で述べた通り、PHPで作られたソフトウェアはたくさんあるので、Windowsだけだが、本稿をPHPソフトウェアを実行する際の参考にしてほしい。

 また、PHPソフトウェアの中には、WordPressなどのように、PHPのプログラミングで設定ファイルをカスタマイズすることがある。PHPの文法については、少し古いが下記連載を参考にしてほしい。実行環境は5.5だが、今回インストールした7.0でも文法上は大きな違いはないはずだ。

著者紹介

薬師寺 国安(やくしじ くにやす) / 薬師寺国安事務所

薬師寺国安事務所代表。Visual Basicプログラミングと、マイクロソフト系の技術をテーマとした、書籍や記事の執筆を行う。

1950年生まれ。事務系のサラリーマンだった40歳から趣味でプログラミングを始め、1996年より独学でActiveXに取り組む。

1997年に薬師寺聖とコラボレーション・ユニット「PROJECT KySS」を結成。

2003年よりフリーになり、PROJECT KySSの活動に本格的に参加。.NETやRIAに関する書籍や記事を多数執筆する傍ら、受託案件のプログラミングも手掛ける。

Windows Phoneアプリ開発を経て、現在はWindowsストアアプリを多数公開中。

Microsoft MVP for Development Platforms - Client App Dev (Oct 2003-Sep 2012)。

Microsoft MVP for Development Platforms - Windows Phone Development(Oct 2012-Sep 2013)。

Microsoft MVP for Development Platforms - Client Development(Oct 2013-Sep 2014)。

Microsoft MVP for Development Platforms-Windows Platform Development (Oct 2014-Sep 2015)。


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