本連載では、さまざまなソフトウェアのインストール、実行するためのセットアップ設定、実行確認、アンインストールの手順を解説する。今回は、Node.jsとは何か、Node.jsのインストールとアンインストールについて解説。Node.jsプログラミングを始める参考にしてほしい。
本連載「スマホで便利な環境構築手順書」では、さまざまなソフトウェアのインストール手順や、実行するためのセットアップ設定、実行確認、アンインストールの手順を解説する。
少しでも分かりやすくするために画面キャプチャー/スクリーンショットの画像を中心に解説を進める。スマートフォンで読む場合は、最初に出てきたスクリーンショットの画像をタップすると、左スクロールで画像を見ながら手順を追うことができるので、スマートフォンを片手に画像を確認しながら、PCで実際に操作してみる、といったこともしやすいはずだ。もちろんネットワークにつなげず、携帯電話の回線でしか見ることができない場合もぜひ読んでほしい。
なお、インストーラーに関する基本的なことは、下記記事を参照しておいてほしい。
Node.jsは、簡単に言うと、サーバサイドで動くJavaScriptの実行環境を指す。JavaScriptというと、ブラウザ上で動くスクリプト言語という認識が一般的かと思われるが、PHPやRubyのように、サーバサイドのプログラムをJavaScriptで記述できるのがNode.jsだ。
ブラウザを使わずにJavaScriptを実行できることによって、最近は「Electron」「OS.js」「Gulp」「Grunt」「Hubot」「PhoneGap」などで利用されるようになった。
また、LAMPに代わる構成として、MongoDB、Express、AngularJS、そしてNode.jsの「MEAN(MEANスタック)」が注目されてきている。
WebSocketを扱うことができるNode.jsのライブラリ「Socket.IO」やArduinoの操作に特化した「johnny-five」、Microsoft Bot Framework用の「Bot Builder SDK」など、ライブラリも充実してきている。
その他、Node.jsの詳細については、下記記事が参考になるだろう。
では、このNode.jsのインストールとアンインストールについて解説しておこう。
OS:Windows 7 Professional 32bit版+SP1
Node.js:6.3.0
下記のURLにアクセスする。
「Download for Windows(x86)の「v6.3.0 Current」をクリックする(図1)。
すると、図2のように画面下にダウンロードの表示が表示されるので、今回は「名前を付けて保存」で、適当なフォルダに保存しておく。
任意のフォルダに保存した、「node-v6.3.0-x86.msi」をダブルクリックする(図3)。
すると、「セキュリティの警告」画面が表示されるので、「実行」をクリックする(図4)。
するとNode.jsのSetup Wizardが起動するので「Next」をクリックする(図5)。
「License Agreement」画面が表示される。「I accept the terms in the License Agreement」にチェックを入れて、「Next」をクリックする(図6)。
インストールするフォルダを指定する画面が表示されるが、そのまま「Next」をクリックする(図7)。
「Custom Setup」の画面が表示される。この画面ではインストールするものや、しないものを選択できるが、今回はそのままの状態で「Next」をクリックする(図8)。
インストールの準備ができたことを知らせる「Ready to install Node.js」の画面が表示されるので、「Install」をクリックする(図9)。
するとインストールの開始が始まる(図10)。
しばらくすると、インストールが完了し、「Complete the Node.js Setup Wizard」の画面が表示される。「Finish」をクリックする(図11)。
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