インストールが完了すると、「スタート」メニューに図8のように「Python 3.5」というメニューが追加される。
図8の画面で、「Python 3.5(32-bit)」をクリックすると、Pythonの命令を入力する画面が表示され、そこにインストールされたPythonのバージョンが表示されている(図9)。
これで、Pythonが無事インストールされていることが確認できた。
次に、このPythonのアンインストールを行ってみよう。
図3で「名前を付けて保存」したフォルダ内にある、「Python-3.5.2.exe」を再度ダブルクリックする(図10)。
すると今度は、既にPythonがインストールされているので、図11のような画面が表示される。この中から「uninstall」をクリックする。
すると、Pythonのアンインストールが実行される(図12)。
しばらくして、アンインストールが成功した旨のメッセージが表示される(図13)。
では、実際にアンインストールされているかを確認してみよう。
スタートメニューを開いてみると、図8でスタートメニューに追加されていた「Python 3.5」に関するメニューも全てなくなっている。これで、PythonがWindows 7から完全にアンインストールされたことになる(図14)。
今回はPythonのインストールとアンインストール方法について解説した。冒頭で述べた通り、Pythonは機械学習用の言語としても人気が高い。記事「Dev Basics/Keyword:Python(プログラミング言語)」にもある通り、機械学習用フレームワークTensorFlowやChainerでも使われており、ビッグデータ解析にもPythonを使うことが多いので、Pythonプログラミングにぜひ取り組んでみてほしい。
薬師寺国安事務所代表。Visual Basicプログラミングと、マイクロソフト系の技術をテーマとした、書籍や記事の執筆を行う。
1950年生まれ。事務系のサラリーマンだった40歳から趣味でプログラミングを始め、1996年より独学でActiveXに取り組む。
1997年に薬師寺聖とコラボレーション・ユニット「PROJECT KySS」を結成。
2003年よりフリーになり、PROJECT KySSの活動に本格的に参加。.NETやRIAに関する書籍や記事を多数執筆する傍ら、受託案件のプログラミングも手掛ける。
Windows Phoneアプリ開発を経て、現在はWindowsストアアプリを多数公開中。
Microsoft MVP for Development Platforms - Client App Dev (Oct 2003-Sep 2012)。
Microsoft MVP for Development Platforms - Windows Phone Development(Oct 2012-Sep 2013)。
Microsoft MVP for Development Platforms - Client Development(Oct 2013-Sep 2014)。
Microsoft MVP for Development Platforms-Windows Platform Development (Oct 2014-Sep 2015)。
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