法人向けWindows 10をサブスクリプションモデルで提供する「Windows 10 Enterprise E3」の販売がマイクロソフトのCSPパートナーによって開始された。
米マイクロソフトは2016年9月1日(米国時間)、法人向けWindows 10のサブスクリプション型ライセンス「Windows 10 Enterprise E3」の販売を、CSP(Cloud Solution Provider)プログラムを通じて開始したと発表した。
Windows 10 Enterprise E3は、「Windows 10 Enterprise」を1ユーザー当たり7ドル(約730円)/月の月額課金制のサービスとして提供するWindows 10の法人向けライセンスモデル。CSPプログラムに参加するマイクロソフトのパートナーが販売する。
CSPプログラムに参加する販売パートナーは、同社のエンタープライズ製品「Microsoft Azure(以下、Azure)」「Dynamics 365」「Office 365」「Windows」などを包括したクラウドベースのマネージドサービスとして、1つの顧客プロファイル単位で提供できる。また、販売パートナーはWindows 10 Enterprise E3に別の付加価値を設けた独自ソリューションとして提供することもできる。
この他マイクロソフトは、高度なサイバー攻撃によってネットワークに侵入した脅威を検出し、対処できる「Windows Defender Advanced Threat Protection」や、高度なIT管理機能も含めたWindows 10 Enterprise E3の上位版「Windows 10 Enterprise E5」を、2016年10月1日に提供することも明らかにした。
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