Windows 10の通知メッセージはデフォルトでは5秒しか表示されず、内容を確認する前に消えてしまったり、通知に気が付かなかったりすることがある。そんな場合は、メッセージの表示時間を延長するとよい。
対象OS:Windows 10
Windows 10では、バックグラウンドで動作しているアプリやサービスなどがユーザーに対して何らかの通知を行いたい場合、アクションセンターの通知機能を使ってユーザーにメッセージを提示する。だがこのメッセージはデフォルトでは5秒で消えてしまい、何が表示されていたのか、分からなくなってしまったり、そもそもメッセージに気が付かなかったりすることも多い。
通知メッセージがあるかどうかは、アクションセンターのアイコンをよく見ると分かるのだが、小さいので見落としてしまうことも少なくない。
こんな場合は、通知メッセージをもっと長く表示させるように設定を変更すれば、見落としてしまうことも少なくなる。本TIPSでは、通知メッセージの表示時間をデフォルトの5秒から、もっと長くなるように変更する方法を紹介する。
通知メッセージの表示時間を長くするには、[スタート]ボタンをクリックして[設定]アプリを開き、[簡単操作]を選択する。
そして[その他のオプション]メニューを選択後、[通知を表示する長さ]で希望する表示時間を選択する。
デフォルトでは[5秒]となっているが、最大で[5分]まで延長できる(無制限にはできない)。
表示時間を長くした場合、表示中に新しいメッセージが到着すると、新しい内容に更新され、そこから指定した時間だけ表示されることになる。
通知ダイアログの表示時間の延長は、コントロールパネルを使えば、Windows 10だけに限らず、以前のWindows OSでも設定できる(Windows 10でもコントロールパネル経由で設定できる。効果は同じ)。
そのためにはまずコントロールパネルを開き、[コンピューターの簡単操作]グループを開く。そして[コンピューターの簡単操作センター]を開いて、[コンピューターでの作業に集中しやすくします]のリンクをクリックする。
そして[時間制限と明滅画像を調整します]グループの中にある[Windowsの通知ダイアログボックスの表示時間]で、メッセージを表示させる時間を選択する。デフォルトは[5秒]だが最大で[5分]まで延長できる。
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