Windows 10では、コントロールパネルを開くのにやや手間がかかる。そこで素早くコントロールパネルを開く方法を紹介する。幾つか方法があるので、使いやすい方法を覚えておくとよいだろう。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
対象:Windows 10
Windows 10では、OSの多くの設定が[Windowsの設定]アプリに移行しているものの、相変わらず「コントロールパネル」にも各種設定が残されている。例えば、Windows 10で「バックアップと復元」機能を使ってシステムイメージを作成したい場合、[コントロールパネル]で「バックアップと復元]ダイアログを開き、左ペインで[システムイメージの作成]を選択しなければならない。
このように、たまに[コントロールパネル]を開く必要がある。しかし、[スタート]メニューからコントロールパネルを開くには、多くのメニュー項目から[Windowsシステムツール]−[コントロールパネル]を探さなければならず、意外と工数が多い。
しかし次の方法を使えば、素早く[コントロールパネル]を開くことができるので覚えておくとよいだろう。
Windows 11については「Windows 11では『コントロールパネル』がなくなったの? いいえ、あります」を参照していただきたい。
タスクバーにある検索機能を使うと、素早く[コントロールパネル]を開くことができる。検索ボックスがある場合は、そこに「cont」と入力すれば、検索結果に「コントロールパネル」が表示されるので、これをクリックすればよい。検索ボックスを非表示にしている場合は、[検索]アイコンをクリックし、表示された検索画面で、「cont」と入力すればよい。
[Windows]キーを押した後、[C]キー、[P]キーと順番に押す(同時ではなく、必ず各キーを個別に順番に押す)ことでも、検索機能により、「コントロールパネル」が検索できる。検索画面に「コントロールパネル」が表示されたら、[Enter]キーを押せばよい。
エクスプローラーを起動し、アドレスバーの先頭にあるアイコンの右側の[>]部分(または[≪])をクリックすると、ブルダウンメニューが開く。ここにある[コントロールパネル]を選択することで、[コントロールパネル]を開くことができる。
同様にエクスプローラーのアドレスバーに「control」と入力して、[Enter]キーを押すことでも[コントロールパネル]を開くことができる。
[Windows]+[R]キーで[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開き、名前項目に「control」と入力して、[Enter]キーを押せば、[コントロールパネル]を開くことができる。
頻繁にコントロールパネルを開くのであれば、デスクトップに[コントロールパネル]アイコンを表示するように設定すればよい。
[スタート]メニュー−[歯車(設定)]アイコンをクリックし、[Windowsの設定]画面を開く。ここで、[個人用設定]をクリックし、[個人用設定]画面の左ペインで[テーマ]を選択する。右ペインをスクロールし、[デスクトップアイコンの設定]リンクをクリックする。
[デスクトップアイコンの設定]ダイアログが開くので、「デスクトップアイコン」にある「コントロールパネル」にチェックを入れると、デスクトップに[コントロールパネル]アイコンが表示される。
[コントロールパネル]をよく使うなら、タスクバーにピン留めしておくと便利だ。[コントロールパネル]を開いた状態で、タスクバー上の[コントロールパネル]のアイコンを右クリックするとメニューが表示されるので、[タスクバーにピン留めする]を選択すればよい。[コントロールパネル]アイコンがタスクバーに常に表示された状態となり、これをクリックすることで[コントロールパネル]が開くことができるようになる。
【2023/01/20】最新の状況に合わせて記事を更新しました。またエクスプローラーのプルダウンメニューを使う方法を追記しました。
【>2018/08/31】最新の状況に合わせて記事を更新しました。
【2016/06/16】初版公開。
Copyright© Digital Advantage Corp. All Rights Reserved.