普段、よく利用しているGoogle検索。でも意図した結果がなかなか得られないことも。そのような時に使いたい、Google検索の精度や効率を高める各種テクニックを幾つか紹介しよう。
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インターネットで何か調べようとするとき、まず「Google検索」、という人が多いのではないだろうか。中でも、単語を入力する、もしくはスペースを空けて複数の単語を入力して検索するだけという人が多いようだ。
しかし、検索結果に満足できない、期待したページが検索上位に表示されない(ヒットしない)、といったこともまた多くないだろうか?
本記事では、そのような時に便利なGoogle検索のテクニックを幾つか紹介したい。例えば、余計な単語を検索対象から除外したり、特定の語句がタイトルやURLなどに含まれるコンテンツのみ検索したり、といったことが可能だ。
AND検索すなわち指定の全キーワードを含むコンテンツの検索を行うのに、「スペース(空白文字)」を空けて複数キーワードを並べて検索、というのは、ごく普通に利用しているテクニックだろう。さらに明示的にAND検索をするには、キーワードを「+」(半角プラス)または「AND」で追加していくとよい(「AND」は大文字にして、単語間にはスペースを空けること)。
例えば、「ITmedia AND アットマークアイティ」といった具合に検索すると、両方のキーワードを含むWebページが検索対象となる。単に「スペース」を空けた場合と、「AND」で挟んだ場合では、同じAND検索のはずなのだが、検索結果が微妙に異なることがある。単にスペースを空けた検索でうまく絞り込めない場合は、「AND」を使ってみるとよい。
「ITmedia」と「アットマークアイティ」のように異なるキーワードのどちからを含むWebページを検索したいような場合、OR検索を使うと、両方の検索キーワードを検索した結果を合わせたものが得られる(「OR」は大文字で、キーワード間にスペースを空けること)。
OR検索の他の用途としては、「ITMEDIA OR itmedia」あるいは「アットマークアイティ OR あっとまーくあいてぃ」のようにして、キーワードの表記が微妙に異なる場合でも検索にヒットするようにする、ということが考えられる。
ただ、Google検索では、検索キーワードの補完機能があるため、大文字/小文字や平仮名/カタカナではどちらでも同じような検索結果が得られることが多い。そのため、わざわざ両方のキーワードを「OR」で並べるOR検索の必要性はそれほど高くないかもしれない。
複数の検索キーワードのうちで、特定の検索キーワードを含まないような結果を得たい場合、除きたいキーワードの前に「-」(半角マイナス)を付けるとよい。
例えば、「マック」について調べたいが、「マクドナルド」については除外したいような場合、Googleの検索ボックスに「マック -マクドナルド -マクド」と検索してみよう。「マック」の検索結果から、「マクドナルド」「マクド」が含まれるWebページが除外されるため、1回で検索結果の絞り込みが行える。
人の名前や地名など、うろ覚えで正確に思い出せないような場合、検索キーワード内に「*」(アスタリスク)を挿入するとよい。アスタリスク(*)の部分が適当に補完されて検索が実行される。
キーワードにスペースが含まれるような場合、そのまま検索してしまうと、上述の通り、AND検索になってしまい、思ったような検索結果が得られないことがある。
例えば、「Windows 10」を検索するような場合、そのまま検索すると「Windows」と「10」を含むWebページが検索結果として得られてしまい、「Windows 10」以外にも、「Windows」と「10年」といった「Windows 10」に関係ないWebページも対象となってしまう。
このような場合、キーワード全体を「"」で挟んで「"<キーワード>"」といったように検索すると、スペースを含む語句の「完全一致」で検索が行われる。
例えば、「"Windows 10"」として検索を行えば、「Windows 10」が完全一致で含まれるWebページが検索結果として得られる。ただし、「Windows 10」のような「メジャーなキーワード」は、Google検索側で適宜補完処理され、完全一致として優先して検索される。そのため、あえて「"」で挟まなくても、ほぼ同じ結果が得られるようだ。
TwitterやインスタグラムなどのSNS(ソーシャルメディア)を情報の入手先とする人も多くなっている。そのためSNSを優先した検索を行いたいという場合もあるだろう。
そのような場合、検索キーワードに加えて、SNSの名前の前に「@」(半角アットマーク)を付けて指定すると、そのソーシャルメディアが優先された検索が行われる。
例えば、「新幹線 遅延 @twitter」と検索すると、新幹線の遅延に関するTwitter上のツイートなどが優先されて検索される。
同様に「@instagram」とすればインスタグラム、「@tiktok」とすればTikTok上の動画や画像なども検索可能だ。
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