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» 2018年10月26日 08時00分 公開

「AI導入のリスク」よりも、「AIを活用しないことで起こるリスク」を考えろ(2/4 ページ)

[柴田克己,ITmedia]

企業の情報活用ステージを引き上げる、NECのソリューション

 青木氏は、AI導入につながる「情報活用」の成熟度を示すステージとして「データ取得(収集)ができているか」「データが活用できる形で蓄積できているか」「データを見える化してビジネスに活用できているか」「予測、最適化などの高度な分析のトライアルができているか」「分析モデルを作成しビジネスで成果を挙げているか」の5つを挙げた。

photo AI導入につながる「情報活用」の成熟度を示すステージ

 企業では、このステージを1段階ずつ上りながら「情報活用」のレベル向上を目指すことになるが、NECでは、このステージを一気に登れるようサポートする製品とサービスを提供しているという。

 例えば、ビッグデータ処理向けのデータベースアプライアンスサーバとしては「Data Platform for Analytics(DP4A)」を用意する。データの検索や集計に特化した列指向型のデータベースと、大規模データ処理向けのハードウェアをアプライアンスとしてパッケージングした製品だ。データ活用に欠かせない「高速性」「簡易性」「経済性」を兼ね備えている。

 また、具体的に業務への機械学習導入を検討し始めている企業には、ディープラーニングを核とした機械学習アプリケーション「RAPID機械学習」を提供している。

 RAPID機械学習は、OSSの機械学習ライブラリ「Torch」をエンジンに採用したアプリケーションで、NECによる商用サポートが提供される。画像解析、テキストマッチング、時系列数値解析といった、応用範囲の広いモデルのテンプレートがあらかじめ用意されており、企業が手持ちのデータを使ってディープラーニングによる分類、検知、レコメンドなどをすぐに検証することが可能だという。

photo NECの機械学習アプリケーション「RAPID機械学習」

 「NECは、50年以上にわたってAI技術の研究開発を続けており、2000件以上のプロジェクトに関わってきた。ビッグデータの専門組織を持ち、その中でコンサルタントやデータサイエンティストも多く育成している。

 AIやデータ分析のための技術や製品は、ユーザーにとっては、システムで実現したい機能の一部でしかない。だからこそ、さまざまな業務とAIとを結び付けられるシステムインテグレーション力が重要になる。NECでは、AI活用を目指す企業に、コンサルティング、製品、インテグレーション、継続的な改善といったライフサイクル全体をサポートするサービスを提供できる。AI時代におけるパートナーとして、ぜひ相談してほしい」(青木氏)

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