Windows 10のタスクバーの右側にある「通知領域」にはさまざまなアイコンが並んでいる。なかにはほとんど利用しないものも表示されている。そこで、不要なアイコンは非表示に設定して、通知領域をすっきりさせよう。
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対象:Windows 10
「Windows 10」の標準状態では、タスクバーの「通知領域(インジケーター領域)」に多くのアイコンなどが並んでおり、これらの中にはほとんど使うことのないようなものも含まれている。例えば、「Windows Inkワークスペース」や「タッチキーボード」などのアイコンは、デスクトップPCのユーザーはほとんど使うことがないのではないだろうか。
このような不要なアイコンは、非表示にしてタスクバーを広げると便利だ。そこで、本Tech TIPSでは通知領域のアイコンをオン/オフする方法を紹介する。
「People(アドレス帳)」アプリは、Outlook.comやGmailなどで利用する連絡先を一括で管理できる便利なツールではある。だが、実体はMicrosoftアカウントのOutlook.comのアドレス帳である(Outlook.comにデータが送信されてしまう)ことから、特に企業ユーザーでは利用していないのではないだろうか。このような場合、タスクバーに表示されている[People]アイコンを非表示にして、不用意に「People」アプリが起動しないようにしておくとよい。
[Pepole]アイコンを非表示にするには、タスクバーの空いているところを右クリックして、メニューの[タスクバーにPeopleを表示する]のチェックを外せばよい。
[Windowsの設定]アプリで設定するなら、[個人用設定]画面を開き、左ペインで[タスクバー]を選択する([Windows]+[R]キーを押して、[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開き、名前の入力ボックスに「ms-settings:taskbar」と入力して、[OK]ボタンをクリックしてもよい。Tech TIPS「Windows 10の設定画面をコマンドで素早く開く」参照)。右ペインをスクロールして「People」欄を表示して、そこの「タスクバーに連絡先を表示する」のスイッチを「オフ」にすればよい。これで、タスクバーの[People]アイコンが非表示になる。
[スタート]メニューにある[People]は非表示にはならないので、必要ならば、ここから「People」アプリを起動することができる。
システムアイコンには、「時計」「音量」「ネットワーク」「電源(ノートPC)」「入力インジケーター」「位置情報」「アクションセンター」「タッチキーボード」「Windows Inkワークスペース」「タッチパッド」「マイク」といったものがある。デスクトップPCかノートPC、タブレットPCかなどによって、デフォルトで「オン」になっているアイコンは異なるものの、これらの中には不要な(使わない)アイコンもある。
ほとんど使わないアイコンは「オフ(非表示)」にして、タスクバーにピン留めしたアプリケーションや実行中のアプリケーションのアイコンを多く表示させた方がよい。また、アイコンによっては、不用意にクリックして設定が変わってしまうといったことを防ぐことにもなるだろう。
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