Linuxでは当初、HDDなどに直接ファイルシステムを割り当てて管理していましたが、現在ではLVM(Logical Volume Manager)を利用することが一般的になっています。例えば、CentOSでは、デフォルト設定のインストールでLVMの「論理ボリューム」を使用します。
論理ボリュームを作り上げて記憶領域を管理することには幾つかのメリットがあります。複数の物理的なディスクを1つにまとめて大容量のファイルシステムを構築したり、必要に応じてファイルシステムのサイズを変更したりする操作が可能になります。
LVMを利用して論理ボリュームなどを表示、作成、削除、拡張、分割、統合するために30ほどの専用コマンドを利用できます。本eBookをダウンロードしてLVM関連のコマンドの使い方を学んではいかがでしょうか。
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