連載
» 2021年05月19日 05時00分 公開

残業時間は減ったけど、気持ちが休まらない日が続く。そんなときには……仕事が「つまんない」ままでいいの?(77)(2/3 ページ)

[竹内義晴(特定非営利活動法人しごとのみらい),@IT]

「体は休めても、気持ちが休まらない」のもツラい

 「体は休めても、気持ちが休まらない」という経験もありました。

 この連載で何度か書いたことがありますが、以前「プレッシャーをかけて、人を動かすマネジメント」を受けた経験があります。進捗確認で「あれはどうだ? これはどうだ?」と、事細かに質問攻めにあったり、ちょっとミスをすると朝礼で、他のメンバーの前で叱責(しっせき)されたり。

 職場自体がギスギスして雰囲気が悪いため、会話もほとんどありません。「嫌だなぁ、嫌だなぁ」と思う毎日でした。「嫌だなぁ、嫌だなぁ」と思っていると、そのうち不満が募るようになり、休日も仕事から意識を離せなくなって、気持ちが休まりませんでした。

 あのとき「過度な労働時間だったか?」と問われると、「そうでもなかったかも?」と思います。でも、労働時間が過度ではなくても、過度にストレスがたまると、本来休むべき休日まで意識が離れないから、気持ちが休めなくなってしまうのですよね。

複数の仕事で「頭が切り替えられない」

 最後に、私が現在置かれている状況です。

 私はいま、複数の仕事を掛け持ちしています。いわゆる「複業」というやつですね。以前はタスク量がそれほどでもなく、「複業って、いろいろな経験ができていいな」と楽しんでいました。

 けれども最近、さまざまな役割を期待されるようになり、以前よりも業務量が増えました。それぞれの業務は「週に2〜3日相当」であっても、それが複数あると負荷がかかり気味になり、頭の切り替えも難しくなってきて、常に「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」という状況です。

 それを解決するために、「まぁ、いいか。休日にやれば」と、安易に考えてしまうのですが、いざ休日になると、やる気が出ません。でも、頭の中は「やらなきゃ」「やらなきゃ」と仕掛かり中のまま。仕事から離れる時間がありません。この状況が、ちょっとしんどいのです。

 複業に限らず、「複数のプロジェクトに関わっている」「社内で兼務している」といった人も、似たような状況になることがあるんじゃないかな。この状況、よくないので何とかしないと。

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