仕組みは作った、人はまだか:政府の失敗に学ぶ、ベンダーマネジメントの勘所(後)(2/2 ページ)
政府共通のITガバナンス、プロジェクト管理として、「デジタルガバメント推進標準ガイドライン」があります。
- 特集:内製開発とベンダーマネジメント
2020年代、「cocoa」「五輪アプリ(73億円)」など政府系開発プロジェクトの失敗が大きく注目を集めた。原因の1つは、ユーザーのベンダーまかせな姿勢だ。長く日本にはびこってきたベンダー丸投げ問題を解消し、ITプロジェクトを主体的に推進するためには、内製化とベンダーマネジメントが欠かせない。 本特集は、内製の体制づくりと外部ベンダーのマネジメントの仕方、一般的な企業のための内製プロジェクトのススメ方などを解説する
- あるお役所がCOBOLで書かれた古いパッケージソフトを使い続けている理由
マイナポータルの不具合、1円入札、COCOAのゴタゴタ──失敗の宝庫ともいえる政府ITの失敗と改善の歴史から、ベンダーマネジメントの勘所を学ぼう
- カインズのDXの秘訣は「同じ言葉」で話すこと
エンジニアとはお互いの言葉を使わずに、経営層への説明では定量的な効果と定性的な効果を混ぜながら。ホームセンターの元店長は、カインズDX(デジタルトランスフォーメーション)のハブとなり、橋となった
- ベネッセはDXを「丁寧に」推進する
どんなに素晴らしい技術を用いても、現場の実情に合わなければ活用されない。ベネッセのDXは、若きリーダーたちの旗振りの下、地道に、丁寧に進められてきた
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