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» 2021年11月29日 05時00分 公開

Windows 11のMicrosoft IMEで、いつものキーカスタマイズができないときの対処法Tech TIPS

Windows 11標準の日本語入力システム(Microsoft IME)では、自由にキー設定が行えないため、困っている人も多いのではないだろうか。そこで、Microsoft IMEを古いバージョンに戻すことで、キー設定を自由にできるようにする方法を紹介しよう。

[小林章彦,デジタルアドバンテージ]

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対象:Windows 11


Windows 11でデフォルトのMicrosoft IMEはキー設定が制限されている Windows 11でデフォルトのMicrosoft IMEはキー設定が制限されている
Windows 11でデフォルトの日本語入力システム「Microsoft IME」では、キーテンプレート(キー設定)が「Microsoft IME」と「ATOK」の2つからしか選択できず、カスタマイズもほとんど行えない。そこで、キー設定が変更可能な古いMicrosoft IMEに変更し、キー設定をカスタマイズしよう。

 「Windows 11」では、Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)以降と同様、新しいMicrosoftの日本語入力システム(Microsoft IME)が採用されている。新しいMicrosoft IMEでは、「候補ウィンドウの刷新」や「50音タッチキーボードレイアウトの導入」などの変更が行われている。

 設定も[Windowsの設定]アプリ(Windows 10)/[設定]アプリ(Windows 11)で行えるようになった。

 一方、キー設定のテンプレートが「Microsoft IME」と「ATOK」の2種類からしか選択できなくなっている他、キー設定のカスタマイズも[変換]/[無変換]/[Ctrl]+[Space]/[Shift]+[Space]にIMEの「オン」「オフ」が割り当てられるだけになってしまった。特定のキーを「英数半角に変換する」といった割り当てを行っていた人は、Microsoft IMEまたはATOKが設定したキー割り当てを使うしかなくなってしまったわけだ。

 長年使い慣れたキー設定を変更するのはかなり面倒で、習熟に時間がかかってしまう。そこで、本Tech TIPSでは、Windows 11で以前のMicrosoft IME(古いMicrosoft IME)を使えるようにする方法を紹介しよう。なお、Windows 10で古いMicrosoft IMEを使えるようにする方法は、Tech TIPS「【Windows 10トラブル対策】Windowsを更新したら、IMEでいつものキー設定ができなくなった」を参照してほしい。

古いMicrosoft IMEに戻す

 Windows 11では、古いMicrosoft IMEも実装されており、設定変更により、キー設定が可能な古いMicrosoft IMEに戻すことも可能だ。ただ、この設定変更を行うには[設定]アプリの深いところを操作しなければならず、[設定]アプリの先頭からたどるとかなり面倒だ。

 通知(インジケーター)領域にある[A]または[あ]アイコンを右クリックし、メニューの[設定]を選択すると、[設定]アプリの[Microsoft IME]画面を直接開くことができる。

通知領域から[Microsoft IME]画面を開く(1) 通知領域から[Microsoft IME]画面を開く(1)
[A]または[あ]アイコンを右クリックし、メニューの[設定]を選択する。
通知領域から[Microsoft IME]画面を開く(2) 通知領域から[Microsoft IME]画面を開く(2)
[設定]アプリが[Microsoft IME]画面が開かれた状態で起動する。

 [設定]アプリの先頭からたどる場合は、以下の手順となる。

  1. [設定]アプリを起動する
  2. [設定]アプリの左ペインで[時刻と言語]を選択する
  3. 右ペインで[言語と地域]をクリックする
  4. 「日本語」欄の[…]アイコンをクリックして、メニューの[言語のオプション]を選択する
  5. [オプション]画面に切り替わるので、画面をスクロールして「Microsoft IME」欄の[…]アイコンをクリックして、メニューの[キーボードオプション]を選択する

 これで、インジケーター領域にある[A]または[あ]アイコンを右クリックした際に開く[Microsoft IME]画面に切り替わる。

[設定]アプリで[Microsoft IME]画面を開く(1) [設定]アプリで[Microsoft IME]画面を開く(1)
[設定]アプリを起動し、左ペインで[時刻と言語]を選択する。右ペインが[時刻と言語]画面に切り替わるので、ここの[言語と地域]をクリックする。
[設定]アプリで[Microsoft IME]画面を開く(2) [設定]アプリで[Microsoft IME]画面を開く(2)
右ペインが[言語と地域]に切り替わるので、「日本語」欄の[…]アイコンをクリックし、メニューの[言語オプション]を選択する。
[設定]アプリで[Microsoft IME]画面を開く(3) [設定]アプリで[Microsoft IME]画面を開く(3)
右ペインが[オプション]画面に切り替わるので、「Microsoft IME」の[…]アイコンをクリックし、メニューの[キーボードオプション]を選択する。これで、[Microsoft IME]画面に切り替わる。

 [Microsoft IME]画面が開いたら、[全般]をクリックする。[全般]画面に切り替わるので、画面をスクロールして、「互換性」欄の「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」のスイッチを「オン」にすればよい。[IMEのバージョン変更]ダイアログが表示されるので、[OK]ボタンをクリックすればよい。アンケートが表示されるので、該当するものにチェック(複数可能)を入れて[送信]ボタンをクリックすればよい。これで古いMicrosoft IMEに切り替わる。

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