ひと手間増えたぞ、Windows 11のデフォルトブラウザ変更Tech TIPS

Windows 11では、デフォルトのWebブラウザがMicrosoft Edgeになっている。さらに、Google ChromeやMozilla Firefoxなどの他のWebブラウザに変更するのも面倒になっている。デフォルトを、Microsoft Edgeから他のWebブラウザに変更する方法を紹介しよう。

» 2021年11月26日 05時00分 公開
[小林章彦デジタルアドバンテージ]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

「Tech TIPS」のインデックス

連載目次

対象:Windows 11


Windows 11のデフォルトブラウザをMicrosoft Edge以外にしたい! Windows 11のデフォルトブラウザをMicrosoft Edge以外にしたい!
Windows 11では、デフォルトのWebブラウザがMicrosoft Edgeになっている。このデフォルトブラウザを変更する方法が、Windows 10に比べて面倒になっている。その手順を紹介しよう。

 「Windows 11」では、Windows 10と同様、デフォルトのWebブラウザ(デフォルトブラウザ)が、Microsoft Edge(以下、Edge)になっている。Google Chrome(以下、Chrome)やMozilla Firefox(以下、Firefox)など他のWebブラウザを利用している場合、デフォルトブラウザもこれらに変更したいところだろう。

 Windows 10の場合、[Windowsの設定]アプリの[アプリ]−[既定のアプリ]画面で「Webブラウザー」の[Microsoft Edge]をクリックすると、Chromeなどに変更できる(Tech TIPS「Windows 10のデフォルトのWebブラウザをMicrosoft Edgeから別のブラウザに変更する」参照のこと)。

Windows 10でのデフォルトブラウザの変更方法(1) Windows 10でのデフォルトブラウザの変更方法(1)
[Windowsの設定]アプリの[アプリ]−[既定のアプリ]画面を開き、右ペインで「Webブラウザー」の[Microsoft Edge]をクリックする。
Windows 10でのデフォルトブラウザの変更方法(2) Windows 10でのデフォルトブラウザの変更方法(2)
[アプリを選ぶ]メニューが表示されるので、ここで変更したいWebブラウザ(画面では「Google Chrome」)を選択すればよい。初回は、[切り替え前に]という警告ダイアログが表示されるので、[強制的に変更する]リンクをクリックすればよい。

 ところが、Windows 11では[設定]アプリの[アプリ]−[既定のアプリ]画面のデザインがWindows 10から変更になっており、デフォルトブラウザの変更のやり方が分かりにくくなっている。そこで、本Tech TIPSではWindows 11でデフォルトブラウザを変更する方法を紹介しよう。

 なお、Windows 10からWindows 11にアップグレードした場合は、Windows 10で設定したデフォルトブラウザが引き継がれる。ただ、デフォルトブラウザがEdgeに戻ってしまう可能性もあるので、他のWebブラウザに変更する方法を覚えておくとよいだろう。

[既定のアプリ]画面でデフォルトブラウザを変更する

 デフォルトブラウザを変更するには、[設定]アプリの[アプリ]−[既定のアプリ]画面で行う。[既定のアプリ]画面を開き、「アプリケーションの既定値を設定する」欄で[Microsoft Edge]や[Google Chrome]などのWebブラウザをクリックする(Webブラウザならば何でもよい)。

 拡張子やプロトコルごとに「既定(デフォルト)のアプリ」が設定できるので、最低限「.htm」「.html」「.shtml」「.xhtml」「HTTP」「HTTPS」の6項目をChromeなどに変更する。それには、各項目の[Microsoft Edge]をクリックし、表示された[切り替え前に]ダイアログで[強制的に変更する]リンクをクリックしてから、変更したいWebブラウザを選択すればよい([切り替え前に]ダイアログが表示されるのは1回のみ)。

[既定のアプリ]画面でデフォルトブラウザを変更する(1) [既定のアプリ]画面でデフォルトブラウザを変更する(1)
[設定]アプリを起動し、左ペインで[アプリ]を選択する。右ペインの[アプリ]画面で[既定のアプリ]をクリックする。
[既定のアプリ]画面でデフォルトブラウザを変更する(2) [既定のアプリ]画面でデフォルトブラウザを変更する(2)
[既定のアプリ]画面が開き、インストールされているアプリが表示される。ここで、Webブラウザ(デフォルトにしたいもの以外でも構わない)をクリックする。
[既定のアプリ]画面でデフォルトブラウザを変更する(3) [既定のアプリ]画面でデフォルトブラウザを変更する(3)
アプリに関連付けられている拡張子やプロトコルを設定できる画面が開くので、変更したい拡張子やプロトコルをクリックする。初回は、[切り替え前に]という警告ダイアログが表示されるので、[強制的に変更する]リンクをクリックする。
[既定のアプリ]画面でデフォルトブラウザを変更する(4) [既定のアプリ]画面でデフォルトブラウザを変更する(4)
選択した拡張子やプロトコルに関連付けるアプリの選択メニューが表示されるので、デフォルトブラウザに設定したいWebブラウザ(画面では「Google Chrome」)を選択し、[OK]ボタンをクリックする。

PDFファイルの関連付けをEdgeからPDFビュワーに変更する

 Windows 10では、PDFファイルの関連付けは、何らかのPDFファイルをエクスプローラで右クリックして[プロパティ]を選び、表示されたダイアログで[変更]ボタンをクリック、デフォルトのアプリをPDFビュワーに切り替える必要があった。

Copyright© Digital Advantage Corp. All Rights Reserved.

スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

AI for エンジニアリング
「サプライチェーン攻撃」対策
1P情シスのための脆弱性管理/対策の現実解
OSSのサプライチェーン管理、取るべきアクションとは
Microsoft & Windows最前線2024
システム開発ノウハウ 【発注ナビ】PR
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。