IDC Japanは国内クラウド需要調査の結果を発表した。クラウドの「導入のしやすさ」や「運用のしやすさ」「機能」に対する評価が高い一方で、期待の裏返しで「コスト」への不満が多かった。
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IDC Japanは2021年12月1日、国内クラウド需要調査の結果を発表した。それによるとクラウドを利用中の企業のうち、「クラウドファースト戦略」を採っている割合は66.4%となっており、IDC Japanは「IT予算は、従来型ITからクラウドに大きく変わった」と分析する。
調査は、クラウドを利用している、従業員100人以上の国内企業を対象に実施し、444社から有効回答を得た。
利用中のクラウドについて「導入時に期待していた効果は得られたかどうか」という基準で評価してもらったところ、「導入のしやすさ」「運用のしやすさ」「機能」といった点の評価が高かった。導入検討時に懸念を持つ企業が多い「セキュリティ」に対しても、評価は良かった。
パブリッククラウドとプライベートクラウドを比べると、パブリッククラウドの評価が高かった。
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