2022年5月から数カ月、WindowsおよびMicrosoftテクノロジーの製品ライフサイクルの終了が続きます。また半年後には、Windows 8.1とWindows Server 2012/2012 R2のライフサイクル終了が控えています。Windows 11や最新のOfficeアプリのリリース以降、サービスチャネルやサービス期間の変更もあります。最新情報をいま一度、確認しておきましょう。
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※Microsoftの製品およびサービスのサポートライフサイクルについては、『製品およびサービスのライフサイクル情報の検索』サイトで最新情報を検索できます。
「Windows 11」は、年1回の機能更新プログラムが配布される「一般提供チャネル(General Availability Channel)」で提供され、HomeとProエディションは24カ月、EnterpriseとEducationエディションは36カ月のサポートが提供されます。
これまで「半期チャネル(Semi-Annual Channel、SAC)」で提供されてきた「Windows 10」もバージョン21H2以降、年1回の一般提供チャネルに移行しましたが、現時点では各バージョンのサポート期間(Home/Proは18カ月、Enterprise/Educationは30カ月)に変更はありません。
Windows 10は現在、Windows 10 バージョン20H2以降(Home/Proは21H1以降)がサポートされています。ただし、デスクトップアプリとしての「Internet Explorer(IE)11」のWindows 10(一般提供チャネル)上での実行は、「2022年6月14日」で終了します。また、製品としてのWindows 10(一般提供チャネル)は、「2025年10月14日」で提供終了になることにも留意してください。
製品 | バージョン | 提供終了日 |
---|---|---|
Windows 11 Enterprise/Education | 21H2 | 2024年10月8日 |
Windows 11 Home/Pro | 21H2 | 2023年10月10日 |
Windows 10 Enterprise/Education (2025年10月14日、提供終了) |
21H2 | 2024年6月11日 |
21H1 | 2022年12月13日 | |
20H2 | 2023年5月9日 | |
1909 | 2022年5月10日(既に終了) | |
Windows 10 Home/Pro (2025年10月14日、提供終了) |
21H2 | 2023年6月13日 |
21H1 | 2022年12月13日 | |
20H2 | 2022年5月10日(既に終了) | |
Windows 10上のInternet Explorer 11 | 11 | 2022年6月14日(間もなく終了) |
表1 Windows 10およびWindows 11の一般提供チャネルの最新ライフサイクル情報 |
Windows 10には、数年ごとに固定ライフサイクルポリシー(通常、メインストリーム5年+延長サポート5年)に基づいて「長期サービスチャネル(Long Term Servicing Channel、LTSC)」がリリースされます。
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