約12%が「プロジェクトの立ち上げに101時間以上、時間を割いた」 システム導入に関する調査結果をオロが発表システム導入のきっかけは「ボトムアップ」が多い

オロは、システム導入の「意思決定プロセス」に関する実態調査の結果を発表した。システム導入の意思決定がスムーズにいかなかった理由として「部門間の意思調整に時間がかかる」「既存システムが古過ぎて分かる人がいない」などが挙がった。

» 2022年12月20日 08時00分 公開
[@IT]

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 オロは2022年12月19日、システム導入の「意思決定プロセス」に関する実態調査の結果を発表した。この調査は、1000万円以上のシステムを業務で導入したことがある課長や部長、経営者、役員を対象に実施し、515人から有効回答を得た。

導入のきっかけはボトムアップの方が多い

 基幹系や情報系などのシステムを導入するきっかけについて聞くと最も多かったのは「ボトムアップ(現場からの提案)」で57.1%。「トップダウン(代表からの指示)」は29.9%、「社外要因」は8.7%だった。システム導入の検討を始めたきっかけについては「生産性向上の機運が高まったから」が最も多く、40.2%(複数回答、以下同)。次いで「既存システムやサーバの保守が切れたから」(32.5%)、「働き方改革の機運が高まったから」(27.9%)、「事業規模が拡大したから」(23.2%)など挙がった。

画像 システム導入の検討を始めたきっかけは何か(提供:オロ

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