転職動機1位は不動の「より良い給料」ながらも景気懸念で職場環境は急速に変化 Stack Overflowが技術者意識調査技術者の4人に3人が転職に前向き

Q&Aサイト「Stack Overflow」は、開発者など技術者の勤務先と仕事に関する欲求、ニーズ、期待について調査した結果を発表した。

» 2022年12月21日 08時00分 公開
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 Stack Exchangeが運営する開発者向けQ&Aサイト「Stack Overflow」は2022年12月15日(米国時間)、開発者など技術者の勤務先と仕事に関する欲求、ニーズ、期待について調査した結果を発表した。

 調査は2022年10月に行われ、2200人超の技術者が回答した。Stack Overflowは、「転職に前向きな技術者の割合」「転職を検討する動機」「転職先候補の調査方法」「現職にとどまる理由」「現在の仕事での不満点」という構成で主な調査結果を紹介している。

 米国では最近、テレワークやハイブリッドワークの普及が進んでいる他、退職や転職が活発化しており、その一方で「静かな退職」(Quiet quitting。仕事への熱意が低く、必要最低限の仕事しか行わない)という働き方や考え方も広がっている。Stack Overflowは、景気への懸念が高まり、大規模なレイオフに踏み切るIT企業が増える中、技術者の職場は急速に変化していると述べている。

転職に前向きな技術者の割合

 現在積極的に仕事を探している技術者の割合と、新しい仕事の機会に前向きな技術者の割合は、合計で74%に達している。2021年調査でも、これらの割合の合計は74%だった。

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