コロナ禍を経て、企業はWANに何を求めているのか IDC「2022年 企業ネットワークサービス利用動向調査」

IDC Japanは、「2022年 企業ネットワークサービス利用動向調査」のWANに関する結果を発表した。WANを利用している企業は、リモートアクセスなどのWANのオプション機能を有用だと考えていることが分かった。

» 2023年05月18日 08時00分 公開
[@IT]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

 IDC Japanは2023年5月11日、「2022年 企業ネットワークサービス利用動向調査」のWANに関する結果を発表した。これは、コロナ禍におけるWANへの影響や、「SD-WAN」(Software-Defined Wide Area Network)の選定基準などについて調べたもの。

重視するのはクラウドとの連携しやすさ

 IDC Japanは「WANを利用している企業は、テレワークの広がりに伴い、テレワーク環境の構築に役立つ機能を求めている」と分析している。調査結果によると、WANのオプション機能で有効だと思うものとして「インターネット境界のファイアウォール機能」と回答した企業の割合が最も高く、約20%。次いで「リモートアクセス機能」が約15%だった。

画像 WANのオプション機能として有用だと思うもの(提供:IDC Japan

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。