今回は、BigQueryでメール開封率を算出する方法を解説します。GA4単体では測定できないため、メールサービスであるSendGridを利用します。またGoogleクラウドのCloud FunctionsによりBigQueryへの開封率データ保存を自動化する方法を解説します。
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まずは、Google Analyticsにおけるメール開封率について解説します。
メール開封率とは、送信したメールのうち、実際に受信者が開封した割合を指します。具体的には、「開封されたメールの数」を「送信したメールの数」で割ったものです。これは、メールマーケティングの重要な指標の一つであり、メールが受信者にどれだけ届いているか、また受信者がどれだけ関心を持っているかどうかを測るための基礎的な数値となります。
Universal Analytics(UA)では、Measurement ProtocolというAPIを使用してメール開封率を測定できます。Measurement Protocolを利用すると、メールクライアントやその他のデバイスから直接HTTPリクエストを送信し、Google Analyticsにデータを送ることが可能です。
例えば、メールに1×1ピクセルの透明な画像(ビーコン画像)を埋め込み、その画像へのアクセスをトラッキングすることでメールの開封を検知します。この画像リクエストがMeasurement ProtocolによってGoogle Analyticsに送信され、メール開封として計上されます。
Google Analytics 4(GA4)では、Measurement Protocolによるメール開封の測定はできなくなりました。GA4では直接的なメール開封率の測定は提供していませんが、BigQueryへデータをエクスポートできる強みがあります。そこで本記事では、SendGridのWebhook*とGoogle Cloud Functionsを使ってメール開封イベントをBigQueryに送信し、開封率を計測する方法を紹介します。これにより、メールマーケティングの成果をより正確に把握し、GA4データと連携することができます。
* 特定のイベント(開封など)が発生したときに、リアルタイムで情報を他のアプリケーションに通知する仕組みをいいます。
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