Cloudflareは、インターネットにおける「IPv6」の普及状況の推計結果を発表した。
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CDN(Content Delivery Network)やインターネットセキュリティサービスなどを手掛けるCloudflareは2023年12月15日(米国時間)、インターネットのグローバルトレンドや洞察データを公開している「Cloudflare Radar」の観測を基に、インターネットにおける「IPv6」の普及状況を推計した結果を発表した。
IPv6は、現代のインターネットを生み出したインターネットプロトコル(IP)である「IPv4」の後継バージョン。IPv4ではIPアドレスが32bit幅で、絶対数が約43億個だが、IPv6では128bit幅で、膨大な数のアドレスを付与することが可能になっている。
Cloudflareによると、インターネットでは依然としてIPv4が主流のプロトコルとなっている。IPv6の普及拡大は2017年半ばまで、指数関数的に見えるペースで進んだが、その後は直線的なペースに移行している。
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