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ガートナーの米国本社発のオフィシャルサイト「Insights」などのグローバルコンテンツから、@IT編集部が独自の視点で“読むべき記事”をピックアップして翻訳。グローバルのITトレンドを先取りし「今、何が起きているのか、起きようとしているのか」を展望する。
インテリジェントアプリケーションは人工知能(AI)で拡張され、取引や外部ソースからのデータが注入されている。生成AIに見られるように、ユーザーや他のアプリケーション、システムとのやりとりから学習し、時間の経過とともに自律的な応答を改善していく。顧客やユーザー、商品の所有者、アーキテクト、開発者の体験を変革する可能性がある。生成AIの域をはるかに超えている。
(出所:Gartner)
- インテリジェントな意思決定:アナリティクスを活用し、つながりを持ち、コンテキストに適応できる、継続的な意思決定を可能にする
- 適応型の体験の提供:チャットbotや自然言語インタフェースなどによってユーザーニーズに応えられる
- プロセスの拡張と変革:従来のビジネス情報アプリケーションとは異なり、自動化とダイナミックなビジネス変革を促進できる
2026年までに、新しいアプリケーションの30%がAIを使用して、パーソナライズされた適応型ユーザーインタフェースを打ち出すようになる。現在はこの割合は5%に満たない。(出所:Gartner)
- 自動化:気象、衛星、その他のデータをモニタリングする損害保険アプリケーションが、あらかじめ指定された災害(大規模水害など)の発生時に、自動的に保険金請求をする。また、持続的にリスクが低下した後に、特定の契約者層に保険料(掛け金)の割引を提供する
- 拡張:機械学習とコンテキストを踏まえた需給理解に基づくダイナミックプライシング(動的価格設定)モデルにより、アプリケーションがクレジットを付与する
- 適応性:人事担当者向けの自己管理アプリケーションが、ユーザーやその同僚が1年の大半を通じて、あるいは特定の時期に使用する情報に応じて、デスクトップショートカット(コンプライアンス研修資料や最新の業績評価などの)を提供する
- アプリケーションにさらなる機能ではなく“インテリジェンス”を追加するITプロバイダーが増えている。競争上の差別化と導入促進が狙いだ
- インテリジェントアプリケーションやサービスの開発コストが低下しているため、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)など、より多くのITプロバイダーが市場に参入している
- 生成AIブームなどを背景にAIのビジネス価値への期待が高まり、それに伴ってあらゆる種類のAIソリューションに対する経営陣の信頼が高まっている
- コアプロセスや特定の業種、セグメントでよく知られていて、解決が困難な課題を選択し、最もインパクトのあるユースケースを特定する
- 戦略的意思決定モデルを構築し、自社がどんな場合に機能を開発するか、適切なIT企業を買収するか、大手プロバイダーと提携するかを決める
- 顧客基盤から得られる可能性がある価値とユニークな成果を定量化し、潜在的収益を調査する
Gartnerのディスティングイッシュト バイスプレジデント アナリストのジム・ヘア(Jim Hare)氏はこう話す。
「インテリジェントアプリケーションは分析を提供するだけでなく、アクションを推奨または自動化し、さまざまな改善につなげることができる。その中には、パーソナライゼーションの向上やリソース利用の効率化、精度の向上、自動化の促進、よりきめ細かな対応、意思決定の支援などが含まれる。顧客は、こうしたインテリジェントな成果をますます求めている」
- インテリジェントアプリケーションの動作や成果は、1つ以上のAI技術による学習に基づいている
- インテリジェントアプリケーションは学習、適応し、新しいアイデアや成果を生み出すことで、価値を創造し、市場にディスラプション(創造的破壊)をもたらす
- 生成AIブームがこうしたインテリジェントな成果への要求に拍車を掛けている
- どんなソフトウェアアプリケーションも賢く見えることがあるが、インテリジェントアプリケーションは実際に賢い
- インテリジェントアプリケーションは学習、適応し、新しいアイデアや成果を生み出し、自動化された動的な意思決定を促進する
出典:Demand Grows for Intelligent Applications Powered by AI(Insights)
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