ロードマップの価値は、テクノロジーをビジネス目標と結び付けることにある。本稿では、ステークホルダーにとって価値のあるものにする4つのステップを紹介しよう。
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テクノロジーロードマップの適切な範囲や目的、内容、ビジュアル表現は、見せる相手によって異なる。だが、以下の4つのベストプラクティスは、ビジネスモデルをサポートし、目標を推進するために、テクノロジーロードマップを全体として効果的に作成、活用するのに役立つ。
以下のように、テクノロジーロードマップは、さまざまな分野の意思決定に役立つように、さまざまなスタイルで表現される。
自社に関連する可能性のある先進テクノロジーの進化と潜在的な影響を追跡する。適切なデジタル基盤を構築することで、ITリーダーが導入に備えるのに役立つ。また、テクノロジープロデューサーが適切なスピードと規模で、イノベーションをポートフォリオに統合できるようにする。
アプリケーションとインフラに対する実施中および計画中の変更を追跡し、アーキテクチャオーナーがテクノロジーポートフォリオのどの分野を最適化するか、合理化するかを決定できるようにする。
新しいテクノロジーの導入計画を支援する。IT部門と、導入に関連するビジネス部門のステークホルダーに、実施中および計画中のプロジェクトの概要を示し、両者が相互依存関係を管理するのに役立つ。
2025年までに、ビジネス成果に焦点を当てたテクノロジーロードマップを使用するCTO(最高技術責任者)の80%は、テクノロジーにビジネスや顧客のニーズを適合させることで、従業員と顧客の満足度スコアを20%向上させる見通しだ。(出所:Gartner)
Gartnerのディレクターアナリストのサマンサ・サール(Samantha Searle)氏はこう話す。
「テクノロジーロードマップはCTOが責任を持つことが多いが、多くの企業がビジネスリーダーとITリーダーがテクノロジー投資の優先順位を決定するのに役立つ、的確で効果的なロードマップの作成に苦労している。ベストプラクティスに従うことで、ビジネス目標を後押しし、ビジネスと顧客のニーズをサポートする機会を創出するテクノロジーの決定を、ロードマップが促進する可能性が高まる」
出典:Why and How to Create and Use Technology Roadmaps(Insights)
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