「自律的な学び」ができている人はエンゲージメントが高い IPAがデジタル人材の動向調査結果を発表企業の持続性にも大きく影響

IPAは、「デジタル時代のスキル変革等に関する調査(2023年度)」の全体報告書を公開した。それによると、「自律的な学び」ができている人はエンゲージメントが高いことが分かった。

» 2024年07月30日 08時00分 公開
[@IT]

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 情報処理推進機構(IPA)は2024年7月22日、「デジタル時代のスキル変革等に関する調査(2023年度)」の全体報告書を公開した。これは年次で実施しているデジタル人材の動向調査の結果をまとめたもの。それによると自律的な学びができている人はエンゲージメント(仕事への満足度や貢献度)が高いことが分かった。

 なお、ここで言う「自律的な学び」とは「自身の価値観やキャリア感、共感、興味などから、自身が探求心を持って主体的、能動的に学ぶ」こと。

自律的に行動できる人に選ばれるかどうかが「企業持続性」を左右する

 学びへの取り組み状況を見ると「自律的な学びが習慣化されている人」の割合は10.7%、「(学びを)継続している人」は22.0%だった。データサイエンスやAI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)などに携わる人(IPAは「先端IT従事者」と定義)に限ると、それぞれ12.5%と26.5%だった。

画像 「学び」の取り組み状況(提供:IPA

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