CAMELORSがフリーランス/副業向け「JavaScript案件の年収レポート」を公開した。「平均年収814万円」「AI案件が約7%ある」といった実態が明らかとなった。
フリーランス・複業・副業の求人マッチングサービス「SOKUDAN(ソクダン)」を運営するCAMELORSは2026年4月10日、2026年版のフリーランス/副業向け「JavaScript案件の年収レポート」を公開した。
同レポートは、SOKUDANに掲載されている案件データを基に、JavaScript案件の平均年収や案件数、稼働日数などを分析した結果をまとめたもの。調査の対象期間は2019年7月1日〜2025年12月31日で、対象案件数は7603件。
同調査によると、JavaScript案件の平均年収は814万円であり、時給換算すると4038円になる。なおこの年収額は、開発言語別の年収ランキングの中では10位に位置している。CAMELORSではこの結果について、JavaScriptはWeb開発の基盤言語として需要が安定しており、幅広い案件で選べる言語だとしている。
言語別案件数ランキングでは、JavaScript案件の数は全体の18.6%を占め、フリーランス向け案件の中ではトップという結果になった。案件数の多さは競争の激しさを意味しているが、同時に自身のスキルレベルに応じた案件を見付けやすい環境が整っているとも言える。
JavaScript案件の稼働日数については、「週4〜5日」が59.1%と過半数を占めたが、その一方で「週2〜3日」も39.1%と約4割を占めている。フロントエンド開発はコンポーネント単位での作業が多く、タスクを切り分けやすいことから、週数日の稼働でも参画しやすい傾向が見て取れる。
リモート勤務の可否については、「フルリモート(在宅OK)」が65.6%と約7割を占めており、「一部リモート可」も含めると90.1%がリモート対応可能という結果になった。ちなみに「リモート不可」は9.9%となっている。
フロントエンド開発はWebブラウザとエディタがあれば作業を完結でき、「Git」「Figma」を使ったチーム連携も確立されているので、テレワークとの相性が良い領域だ。その意味でJavaScriptは、稼働日数の柔軟性と併せて、時間と場所の両面で自由度の高い働き方がしやすい言語だと言える。
JavaScript案件が多い業界としては「その他IT関連」が28.71%と最多を占め、「その他人材サービス」が16.06%、「Web制作」が13.63%で続く。こうした結果から、JavaScript案件は特定業界に偏ることなく、幅広い業界に分散していることが見て取れる。なお「AI」も7.06%を占めているが、これはAIサービスのフロントエンド開発やダッシュボード構築の需要によるものと考えられる。
JavaScript案件における主な業務内容としては、「フロントエンドエンジニア」が52.31%と中心を占めており、「バックエンドエンジニア」が26.52%でそれに続いている。フロントエンドが過半数を占めているのは、「React」「Vue.js」などUI開発の需要が高いためであり、一方でバックエンドの需要も比較的高い背景には、Node.jsを使ったサーバサイド開発の普及がある。
一方で「プロジェクトマネジャー」「Webディレクター」も合計約13%あり、技術力を生かして上流工程に関わるキャリアも選択肢に入ってくる。
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