Google Chromeの新機能「Skills」 AIプロンプトの“毎回手打ち”を不要に役立つSkillを集めたライブラリも提供

GoogleはChrome向けのAI新機能「Skills in Chrome」を発表した。AIプロンプトを保存してワンクリックで再利用可能にするという。

» 2026年06月04日 13時00分 公開
[@IT]

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 Googleは2026年4月14日、「Skills in Chrome」を発表した。Googleによれば、現在ユーザーはWeb上でより多くのことを成し遂げるためにGoogle Chrome(以下、Chrome)でAIを使用しており、その具体的な用途としては「質問への回答」「情報の比較」「概念の明確化」などが挙げられるという。

 これまでGoogle ChromeでAIタスクを繰り返す場合、異なるページを訪れるたびに同じプロンプトを再入力する必要があった。Skills in Chromeは、最も役立つAIプロンプトを保存して再利用し、ワンクリックで実行できるようにすることで、こうした操作を簡略化する機能だ。

チャット履歴からのプロンプト保存、再実行をシームレスに

 Skills in Chromeを活用すると、プロンプトを入力した際、チャット履歴から直接「Skill」として保存できる。同じプロンプトを再度利用する場合は、Gemini in Chrome内でスラッシュを入力するか、プラスボタンをクリックして保存したSkillを選択する。これにより、閲覧中のページや選択した他のタブに対してSkillが実行される。

 保存したSkillはいつでも編集でき、新しいSkillを作成することも可能だ。保存済みのSkillは、サインインしているChromeデスクトップデバイスで利用できる。管理をする際は、Gemini in Chromeでスラッシュ(/)を入力し、コンパスアイコンをクリックする。

 Skills in Chromeの初期テストに参加したユーザーの中には、この機能を活用することでパーソナライズされた強力なワークフローを作成した例が見られたという。

 ヘルス領域において、あらゆるレシピの主要栄養素を迅速に計算するといった活用方法が見られた。ショッピング領域では、複数のタブにわたって商品のスペック比較を迅速に実行するといった活用が見られた。業務生産性の向上を図り、重要な情報を探すために長いドキュメントをスキャンするといった活用も報告されている。

役立つSkillを集めたライブラリも併せて提供

 一般的なタスクやワークフローに向けた、すぐに使えるSkillのライブラリも公開された。オンラインで閲覧している商品の成分分析や、予算と相手の興味を照らし合わせて複数の選択肢から最適なギフトを選ぶためのSkillなどが含まれている。

 興味のあるSkillを見つけた場合、保存済みのSkillとして追加して試すことができる。また自身のニーズに合わせてカスタマイズしたい場合は、Skillを編集してプロンプトを更新することもできるという。

スキルライブラリ(chrome://skills/browse)の画面(提供:Google) スキルライブラリ(chrome://skills/browse)の画面(提供:Google)

 同機能のセキュリティとプライバシーはChromeの基盤上に構築されており、Gemini in Chromeのプロンプトと同じセーフガードが適用されている。これにより、カレンダーへのイベント追加や電子メールの送信など、特定のアクションを実行する前には確認を求める仕様となっている。自動レッドチーミング(AIによる脆弱<ぜいじゃく>性検証)機能や自動更新機能など、Chromeの多層的な保護機能も適用されるとしている。

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