ホリエモンAI学校は生成AIを利用した業務改善やシステム開発を学ぶ研修プログラムにおいて、新たに企業単位での貸切プランの提供を開始した。条件を満たす中小企業の場合、助成金を活用できる可能性があるという。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
ホリエモンAI学校は2026年7月29日、生成AIを用いた業務改善およびシステム開発を2日間で学ぶ「2日Camp Claude Code編」に、「法人貸切100万円プラン」を新たに追加した。
同プランは、参加人数にかかわらず1社定額100万円(税込110万円)で提供される企業単位の貸切研修だ。オンライン形式で合計16時間にわたって講師が伴走する形で実施され、対象は非エンジニアおよびAI未経験者に限る。
ホリエモンAI学校によれば、従来の研修プログラムは多様な企業から参加者を募る形式だったため、他社の参加者がいる環境では自社特有の課題を相談しづらいという声が寄せられていたという。今回発表された新プランは、こうした声を受けて新設された。
なお参加人数の上限はないとされているが、講師が受講者の進捗(しんちょく)を確認しながら個別指導するため、20人程度までの参加が推奨されている。また企業単位の研修であるため、自社の業務内容に基づいた実践的テーマを設定できるという。
カリキュラムは、4つの段階で構成される。第1段階でClaude Codeの基本操作やAIへの指示方法を学び、第2段階ではWebサイトや社内ツールといった具体的なアプリケーションを開発する。続く第3段階では日常業務を洗い出し、AIで効率化可能な業務を特定する。さらに最終段階である第4段階では、受講者自身の業務課題を題材に社内で実用可能なアプリケーションの完成を目指す。
ホリエモンAI学校によれば、同研修を終了後に、受講者が独自に業務改善や開発を継続できる状態を最終的な目標としているという。
同研修は、一定の要件を満たす場合、助成金の対象となる可能性がある。
支給条件を満たす中小企業が就業時間中に社員11人を受講させた場合、最大100万1000円の助成を受けられる可能性がある。内訳は、経費助成が最大82万5000円(税込110万円の75%)、賃金助成が17万6000円(11人×16時間×1000円)となっている。
助成金の支給には、受講者の雇用形態や研修時間などの要件を満たす必要があるため、受講する全ての企業への支給が保証されるものではないことに注意が必要だ。
助成金の適用可否や申請手続きは、都道府県労働局または社会保険労務士への確認が必要となる。なお、助成金に関するホリエモンAI学校の直接的なサポートはないものの、提携する社会保険労務士の紹介は可能としている。
同社代表取締役社長の荒木賢二郎氏は、「講義を録画で視聴しても、なかなかAIツールが使えるようにならない」という受講企業からの相談がプログラム開発のきっかけだったと説明する。法人貸切プランによって、研修翌日から自社のAI活用が進む状態を目指すとした上で、業務時間内の研修実施というハードルに対しても助成金を有効活用してほしいと述べている。
SQLは「もはや専門職だけのものではない」 paizaがSQLスキルの可視化機能を提供開始
新人エンジニア向け研修資料をリクルートが無料公開 「エンジニアの心構え」から「CTF形式のセキュリティ演習」まで
総務省、「自治体AIガイドブック」第4版公表 自治体の生成AI活用事例、利用ルール整備に役立つテンプレ公開
ソフトウェア開発への生成AI導入で現場が疲弊 どう対応すればいいですか?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.