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デュアルスタック、トンネリング、NAT――IPv6とIPv4の共存方法CCENT/CCNA 試験対策 2015年版(8)(2/2 ページ)

「CCENT/CCNA」資格取得に向けて勉強中の新米ネットワークエンジニアが「IPv6とIPv4の共存方法」について調べました。

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前回分の宿題

前回の宿題について調べました。ご確認ください。

宿題

  • IPv6のループバックアドレスなどの用途が決められているアドレスは、他にどのようなものがありますか? 複数個例を挙げてください。
  • マルチキャストアドレスの例を同じように複数個挙げてください。
  • 一つのNIC(Network Interface Card)に複数のIPv6アドレスを設定できますか?

Q. 用途が決められたIPv6アドレスは?


A. リポート本文中で挙げた以外にも、

  • 2001:db8::/32 => 文書作成用の予約アドレス
  • ::/0 => デフォルトルート

などがあります


Q. マルチキャストアドレスの例は?


A. FF02::1 => 全ノード

FF02::2 => 全ルーター

FF02::5 => 全OSPFルーター

FF02::6 => OSPF代表ルーター

FF02::9 => RIPngルーター

FF02::A => EIGRPルーター

 末尾の数字がIPv4マルチキャストアドレスとほぼ同じなので、覚えやすいです


Q. 複数のIPv6アドレスを設定できる?


Q. できます。一般的に自動で設定されるリンクローカルアドレスの他に、ユニキャストアドレスを手動で設定します。管理の利便性を考え、リンクローカルアドレスも手動設定している場合もよくあります。


「CCENT/CCNA 試験対策 2014年版」バックナンバー

筆者プロフィール 齋藤貴幸

齋藤貴幸(さいとうたかゆき)

ドヴァ ICTソリューション統轄本部 デベロップメント&オペレーショングループ 2部

情報系専門学校の教員を12年勤めた後に同社へ入社、エンジニアへ転向。沖縄県と首都圏を中心にネットワーク構築業務に携わる。また、シスコ・ネットワーキングアカデミー認定インストラクタートレーナーとして、アカデミー参加校のインストラクターを指導している。炭水化物をこよなく愛する男。


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