前回「サーブレット/JSPの開発環境を作る」まででJSP/サーブレットの基本の把握や環境構築はできたはずです。今回は、いよいよ具体的なJSP(JavaServer Pages)プログラミングに挑戦してみることにしましょう。
プレゼンテーション層(ユーザーインターフェイス)を担うJSPは、デザイナーやコンテンツ制作者が「プログラマの手を介さずに」、容易にデザインやコンテンツの変更ができるよう、さまざまに特別なしかけを用意しています。JSPアプリケーションを製作するに先立って、まずはこれらJSPの基本的な構成要素を把握しておくことは重要なポイントです。
以下は、HTMLフォームから入力された内容を受け取り、そのまま表示するためのごく基本的なJSPページの例です。本サンプルを参照しつつ、各要素の概略を紹介していくことにします。
sample.jsp |
< %@
page contentType="text/html;charset=Shift_JIS"
%> (1) |
(1) | ディレクティブ |
---|---|
(2) | 宣言部 |
(3) | スクリプトレット |
(4) | 式(Expression) |
(5) | アクションタグ |
(6) | コメント |
include.jsp |
<hr /> |
これらのコードの実行結果は以下のようになります。
次のページから、サンプルアプリケーションを構成するJSPの各要素について説明していきます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.