エクスプローラーの表示形式を[詳細]に設定すると、保存したフォルダやファイルの詳細情報をチェックできる。表示できる詳細情報は、デフォルトで表示されているもの以上に多くのものが用意されている。[詳細]表示の設定を変更して、自分好みの詳細表示にカスタマイズする方法を紹介する。
対象OS:Windows 2000/Windows XP、Windows Sever 2003
エクスプローラーの表示形式に[詳細]というタイプがある。ツールバーの[表示]の下にある[詳細]をクリックすれば設定は完了だ。エクスプローラーをこの状態に設定すると、ファイル/フォルダが[サイズ]や[更新日時]などの情報とともに表示され、どのようなファイル/フォルダなのか見当がつくようになっている。
デフォルトの[詳細]設定で表示されるファイル/フォルダ情報は 、[名前][サイズ][種類][更新日時]の4項目に限られる。例えば単一フォルダに大量のファイルを収納している場合、これらの情報だけでは区別しづらいファイルが多くなり、目的のファイルを見つけにくいことがある。
このようなとき、前述の4項目以外の情報も表示させると、ファイルを探しやすくなりそうだ。例えば、ドキュメントファイルならタイトル、作成者など、音楽ファイルならアーティスト名やアルバムタイトル、などの情報を加えられると便利だ。ファイルの内容に応じてカスタマイズして利用するとより便利だろう。
実は、エクスプローラーには標準で、デフォルトの4項目よりもっと詳しいファイル/フォルダ情報を表示したり、必要のない情報カテゴリを省いたりする機能が備わっている。本Tech TIPSではその設定方法を紹介しよう。
エクスプローラーの表示方法を[詳細]に設定しておくと、フォルダやファイルがどのようなものなのか一目で分かって便利である。[詳細]設定をカスタマイズすると、表示する情報を追加したり、削除したり、表示する順番を変更したりできる。
簡単に情報の種類を増減するだけなら、[名前][サイズ][種類][更新日時] が表示されている見出し部分にカーソルを置いて右クリックしてみよう。あらかじめ用意された項目がドロップダウンリストで表示されるので、それぞれチェックを入れて「オン」にしたり、逆にチェックを外して「オフ」にすればよい。
さらに細かいカスタマイズをしたいなら、上記のドロップダウンリストの最後に表示された[その他]をクリックして表示される[詳細表示の設定]ダイアログボックスから設定を行う。
ここでは、各項目の並び順を変更することもできる。順序を変更するには、該当する項目をクリックして選択し、列の左方向に移動する場合は[上へ]ボタンを、列の右方向に移動する場合は[下へ]ボタンをそれぞれクリックする。項目の表示順については、エクスプローラーを表示しているときに、項目名をドラッグ&ドロップしても移動可能だ。
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