律子さんのパソコンに導入して、起動してみると、律子さんのマシンにインストールされているWindows XPのシリアルナンバーが表示されています。おお、すごい。
シリアルをなくしてしまった人にはProduKeyを実行してもらい、記録することにすると作業がサクサク進みます。これで今日中には作業が終わるかも。そう思っていると、ほかの人と同じシリアルナンバーを持っている人が出てきます。
Mrシリアル1 「そうそう、前にインストールしたときに、俺のシリアル分からなかったから、誰かの入れたんだったよ」
今度は別のところから呼ばれます。
Mrシリアル2 「ハードディスクが壊れちゃったんで、OSを再インストールしたいんだけど、シリアルが分からないんだよね」
律子 「えっ」
さすがにハードディスクが壊れてしまったら、探し出すこともできません。箱だけあって使われていないシリアルナンバーがあったので、それを使ったり、必死になって使われていないシリアルナンバーの入ったパッケージを探す律子さんと博君でした。
今回はネットワークからは少し外れますが、あると便利なツールの紹介です。
シリアルナンバーや自動保存されたパスワードといった、普段は必要ないけれど、ある日突然必要になる情報というのは、意外となくしたり忘れたりする人が多いみたいで、なぜかそれを管理者に泣き付いてくる人が多いような気がします。
ボリュームライセンスなど一括でライセンスを管理しているのであればいいのですが、事有るたびにOSをパッケージで買い足したりしていると、知らない間にライセンスの情報がどこに行ったのか分からなくなることも発生してしまいます。
実はWindowsのライセンス情報やパスワード情報は、Windowsの奥深くに隠されているのですが、それを探して表示してくれるのが今回紹介したProduKeyです。
ProductKeyを使えばインストールしているWindowsOSやMicrosoft Officeのシリアルが出てきてうれしいのですが、探さないでいいように普段からまめに管理しておきたいものです。
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