ワークライフバランス実現のためには、まず自分自身の働き方を見直すことが必要です。
「結果を出して定時で帰る」を意識して働きましょう。
時間制限をせず、長時間にわたって仕事をしていませんか? 「人間の脳は、時間的な制約があると活発に働く」という研究結果も出ています。一定の時間内で高い成果を挙げるよう努めることが、ワークライフバランスへの第一歩です。
いつもより短時間で成果をあげるには、「ライフ」の時間での自己研さんが必要不可欠です。「成果が出ない」と悩んでいるとき、思い切って会社から出て、情報収集や人脈構築に時間を使った方が有効な場合もあります。
「物事を的確に伝える力」を向上させましょう。
仕事を効率的に進めるためには、パートナーやお客さまに、「必要なことを」「短時間で」「漏れなく」伝えることが必須です。
いかなる仕事であっても、相手は必ず存在します。伝える力を鍛えることで、スムーズに効率的に仕事を進めましょう。
チームでの働き方を見直してみましょう。
「もう1つの2007年問題」を考えると、誰もが事情を抱えながら働いていることになります。「明日はわが身」の精神で、チーム内で助け合って一定の成果を出すという働き方にシフトしていくことが有効でしょう。
後輩の育成も、ワークライフバランス実現に欠かせないポイントです。
自分に何かしらの事情が発生し、長時間働くことができなくなるときに備えて、後輩に自分の仕事を教え、チームとしてのキャパシティを広げておくことが大切です。
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