インフォグラフィック制作の6つのステップを知ることで、必要な能力も見えてきます。必要なのは「解析能力」「編集能力」「デザイン能力」の3つです。
最終の仕上がりは「デザイン能力」によって決まりますが、「解析能力」と「編集能力」もなくてはならない能力です。
情報の収集、情報の整理整頓を行って、それぞれの関係性をひもとくのに「解析能力」、そこからストーリーを導き出して、伝え方を考えるのに「編集能力」を使います。
ではどのような人がインフォグラフィックの制作に向いているのでしょうか?
求められる能力が近いと感じる職種は、システムやWebサイトの制作者です。分析や設計、インターフェイスデザインなどを通じて学んできたことが生かせます。
Webページ全体を1つのインフォグラフィックとした事例も出てきています。
このWebサイトは、レスポンシブWebデザインにも対応しており、インフォグラフィックの良さとWebの良さを組み合わせたものとなっています。
このようなインフォグラフィックとWebを合わせた作品は今後も増えていくでしょう。
櫻田 潤
プログラマー、システムエンジニア、Webデザイナーを経て、2010年よりビジュアルシンキング運営。ピクトグラム、図解、インフォグラフィックの制作活動を行っている。著書に『たのしいインフォグラフィック入門』。
allWebクリエイター塾主催のSwapSkillsで8月18日(日)開催の「「伝える」を掘り下げるインフォグラフィックス」に登壇予定。
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