ここで一度動かしてみよう。
動かす前に、メニューバーの下にあるツールバーを見てほしい(次の画像)。ビルドの対象となるCPUを[x86]とし、デバッグターゲットは[ローカル コンピューター]にしておく。
デバッグ実行の始め方は、Windowsフォームと同じである。メニューバーから実行するならば、[デバッグ]-[デバッグの開始]だ。ツールバーの緑色の三角マークをクリックしてもよい。ショートカットキーも用意されている(環境設定によって異なる)。
次の画像のようなウィンドウが表示されたら、成功だ。
デバッグ実行を終了するには、メニューバーの[デバッグ]-[デバッグの停止]や、ツールバーの赤色の四角マークなどを使う(デバッグ実行中のアプリの[X]ボタンでもよいが、止まるまでに時間がかかる)。
次に、Windows 10 Mobileエミュレーターが使える環境ならば、デバッグターゲットを[Mobile Emulator 10.X.XXXXX.X WVGA 4inch 512MB](バージョン番号の「X.XXXXX.X」部分はWindows 10 SDKのバージョンによって異なる)などのWindows 10 Mobileエミュレーターに切り替えて、デバッグ実行してみよう(メモリがかなり必要である。4GBytesのPCでは苦しい)。次の画像のようにWindows 10 Mobileエミュレーターが立ち上がって、そこで実行される。
[現在時刻]ボタンをタップ/クリックしたときのイベントハンドラーを実装して、アプリを完成させよう。
これもWindowsフォームと同様に、プレビュー画面でコントロールをダブルクリックすればデフォルトのイベントハンドラーが生成されるし、それ以外のイベントハンドラーは次の画像のようにプロパティウィンドウを使って設定できる(プロパティウィンドウが表示されていないときは、上部のメニューバーで[表示]-[プロパティ ウィンドウ]を選択する)。
しかし、イベントハンドラーもプロパティと同様で、慣れてくるとXAMLエディターで直接キー入力した方が早い。「定義をここに表示」機能([Alt]+[F12]キー)と併用すれば、流れるようにコードビハインドの記述まで行える(次の画像)。
XAMLエディターでイベントハンドラーを実装する
XAMLコードにイベントハンドラーの名前を書いたら、[Alt]+[F12]キーでコードビハインドをオーバーレイ表示させ、メソッドの内容まで一気に書ける。
なお、[Alt]キーを押さずに[F12]キーだけを押せば、コードビハインドのC#エディターに切り替わる。
イベントハンドラーに記述するコードは、現在時刻を「textBlock1」コントロールに表示するものだ(次のコード)。これの説明は不要だろう。
private void button1_Click(object sender, RoutedEventArgs e)
{
textBlock1.Text = DateTimeOffset.Now.ToString("HH:mm:ss");
}
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