次に、「Box_ブラシ_StaticMesh」に適用するマテリアルを作成しておこう。
「コンテンツブラウザーの「Add New」から「マテリアル」を選択し、「BlueColorMaterial」という名前のマテリアルを作成する。この辺りの手順は、今までの連載で何度も出てきているので。分からない方は以前の記事を読んでほしい。
「BlueColorMaterial」アイコンをダブルクリックして、「マテリアルエディター」を起動する。
「パレット」の「パラメーター」にある「VectorParameter」」をグラフ上にドラッグ&ドロップする。名前を「BlueColor」としておく(図8)。
「BlueColor」のノードをクリックして、「カラーピッカー」を表示し、「青系統色」を指定して「OK」ボタンをクリックする。「BlueColor」のノードと「BlueColorMaterial」の「基本色」を接続する(図9)。
次に、「グラフ」の何もないところが選択された状態で、「詳細」の「Material」にある「Blend Mode」に「Translucent」を選択する(図10)。
すると、「BlueColorMaterial」ノードのグレー表示されていた、「オパシティ」の使用が可能になる(図11)。
次に、この「オパシティ」の設定を行う。「パレット」から「定数」内の「Constant」を、グラフ上にドラッグ&ドロップする(図12)。
配置した「Constant」を選択して、「詳細」の「Value」に「0.5」と入力する(図13)。
このValueの値が「1」だと色が全く透明化されない、値が小さくなるほど色が透明化される。「0.5」を指定すると色が半透明化状態になる。
「Constant」と「BlueColorMaterial」の「オパシティ」を接続する(図14)。
今回「オパシティ」を使用したことで、半透明化された「青系統色」のマテリアルを作成した。プレビューで見ても色が少し薄くなっただけで、半透明化されているかどうかは判断がつきにくい。「アクター」を配置して確認してみよう。
その前に、「マテリアルエディター」メニューの「ファイル」→「保存」で保存しておこう。その後、「マテリアルエディター」を閉じ、「レベルエディター」を表示する。
「コンテンツブラウザー」内に、濃淡の付いた市松模様の球の「BlueColorMaterial」のアイコンが表示されている(図15)。
図15のアイコンを選択した状態で、「モードパネル」内の「BSP」にある「曲線な階段」をビューポート上にドラッグ&ドロップする。すると「曲線な階段」が半透明化されているのが分かる(図16)。
これで、「Box_ブラシ_StaticMesh」に使用するマテリアルは作成できた。ビューポートに配置しておいた「直線な階段」は選択して「Delete」キーで削除しておこう。
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