残業が首都圏と同じなら、給与も同じぐらいなのでしょうか?
長野県が発表した平成27年の「毎月勤労統計調査」を見てみましょう。
常用労働者1人平均月間現金給与総額及び総実労働時間数(事業所規模5人以上)(平成27年) 出典:毎月勤労統計調査(長野県) ※「所定外給与」=超過労働給与。時間外手当、早朝出勤手当、休日出勤手当、深夜手当など。「所定内給与」=きまって支給する給与のうち所定外労働給与以外のもの次に全国平均を見てみましょう
東京都も見てみましょう。
長野県の平均現金給与総額は「30万2799円」、産業を「情報通信業」に限ると「36万2845円」でした。
全国平均では、平均現金給与総額が「31万4089円」、情報通信業平均が「48万4026円」。東京都は、平均現金給与総額が「40万6806円」、情報通信業平均が「50万0888円」でした。
東京の50万円超えと比べると、だいぶ見劣りがしますが、長野は、家賃など生活に掛かるコストが首都圏よりも安いし、食べ物は自分で作っている人もいます。私も米と野菜を作っており、旬の季節は食べきれないほどの収穫があります。一概に「長野残念!」とはいえないのではないでしょうか。
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