長野県外の方がイメージする長野はどういったものでしょうか。「野沢菜」「善光寺」「そば」「りんご」、最近だとNHKの大河ドラマの主人公「真田幸村」でしょうか。
実際はどうなのでしょうか? データから見える長野の街を紹介しましょう。
どんな土地にも「他に誇れる良いところ」がありますよね。そこで、長野県のランキングを調べました。
「データで知る信州(出典:しあわせ信州―長野県観光部 信州ブランド推進室)」は、信州の良いところをたくさん紹介しています。
代表的なものを幾つか挙げると、
「幸福度ランキング」「平均寿命」「移住したい都道府県ランキング」などが全国第1位です。
IT業界関連では、「情報通信機械器具出荷額」が全国第1位、「電子部品・デバイス電子回路出荷額」が全国第4位です。長野は「セイコー・エプソン」など、電気・電子・時計の名だたるメーカーがある県として有名です。
特に諏訪地区は、情報通信機械器具のメーカーが多い地域です。長野県庁Webサイトの「諏訪地域の情報」を見てみましょう。
諏訪地域は信州屈指の工業地域でもあります。明治期には岡谷を中心に製糸業が発達、戦後はこれに代わって精密機械工業が発展しました。豊富な水と澄んだ空気は精密機械に適しており、「東洋のスイス」として名をはせました。現在も岡谷市、諏訪市、茅野市など全域に電気機械、一般機械などの先端技術による産業が集積しています。
出典:諏訪地域の情報 | 長野県 Web site 信州
長野は「北陸新幹線」が走っています。東京まで約90分なので、コストを考えなければ東京への通勤も夢ではありません。実際、軽井沢辺りなら、東京まで新幹線通勤している人もいます。
長野市や松本市など中心市街地の交通は、多い路線で1時間に4本程度、少ない路線で1時間に1本程度です。終電は23時ごろ。バスも似たような傾向です。利便性を考えると、基本は車で移動します。
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