沖縄の方言全般を「ウチナーグチ」と言います。
「うちなー」は本来は沖縄本島を指しますが、今では沖縄県のことを意味します。「うちなんちゅ」「うちなーんちゅ」は沖縄県出身の人のこと、「やまとんちゅ」は本土(県外)出身者のことです。
「郷に入っては郷に従え」で、ウチナーグチを喋ると地元の人との距離が近くなります。私は積極的に勉強しています。
職場や客先で使えるウチナーグチを、幾つか紹介しましょう。
. | ウチナーグチ | 意味 |
---|---|---|
1 | はいさい | こんにちは(男性) |
2 | はいたい | こんにちは(女性) |
3 | にふぇーでーびる | ありがとうございます |
4 | うたいみそーちー | お疲れさまでした |
5 | なんくるないさ | どうにかなるさ |
6 | ちゃーびらさい | おじゃまします |
7 | あがー、あがっ | 痛い |
私はIターン当初、地元銀行のATMが話す(?)「にふぇーでーびる」の意味が分かりませんでした……。
沖縄は「いつでも天気が良い」イメージがあります。
しかし実情は、雨の降らない日は本土より少ないぐらいです。さらに「島の気候は変わりやすい」の例に漏れず、さまざまな表情を見せてくれます。
朝起きたら大雨が降っていたけれども、出勤するころにはカンカン照り、帰宅時間になったらザーザーと降りだし、コンビニで傘を買ったのに外に出たらカラッと晴れている――こんなのは、いつものことです。
夏の日差しはとても強く、日焼け止めが欠かせません。しかも、強いものをムラなく塗らないと、“まだら”になってしまいます。「肌はちょっと黒いくらいが健康的」なんて意見もありますが、ほどほどにしておかないと大変なことになります。
冬は、降雪こそありませんが、グレイスカイ(薄曇り)の日が続き、厳しい海風が吹きます。気候の変化に適応していくのが実は結構大変です。
皆さんは「かりゆし」をご存じでしょうか。
公の場で着用できる、開襟の半袖シャツです。伝統の柄をあしらったものが多く、スーツのような感覚で、スラックスやスカートと合わせて着用します。
ギークス社員の通勤着
ギークスのエンジニアたちは、どのような服装で仕事をしているのでしょうか。
基本は、写真のような「半袖、短パン、島ぞうり(ビーチサンダル)」です。皆、元はヤマトンチュですが、かなり沖縄になじんでいるファッションですね。
私は汗っかきなので、トップスの着替えを持っています。また、室内外の温度差が激しいので、女性社員はカーディガンを携帯しています。
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