【4】2020年には、1人当たり平均5.1台のインターネット接続が可能なデバイスを持つようになる(Frost and Sullivan Power Management in IoT and Connected Devices)
【5】2016年に米国の消費者1000人を対象に行った調査では、回答者の45%がフィットネスバンドを、27%がスマートウォッチを、12%がスマートファブリック(衣類)を持っていた。57%が今後のウェアラブル技術の日常生活への浸透を楽しみにしている/80%がウェアラブルデバイスによって家での生活がより効率的になる/78%が仕事がより効率的になると答えた(PwC The Wearable Life 2.0: Connected Living in a Wearable World)
【6】2020年には、主要な新しいビジネスプロセスおよびシステムの半数以上に、IoTの要素が多かれ少なかれ取り入れられるようになる(Gartner Predicts 2016: Unexpected Implications Arising from the Internet of Things)
【7】グローバル企業の役員に対する調査で、回答者約1000人の65%が「IoTを利用する企業は大きなアドバンテージを持つ」とする意見に同意している。だが19%は、IoTについて聞いたことがないと答えている(Internet of Things Institute 2016 I0T Trends Survey)
【8】世界の小売業者の80%が、「企業がビジネスを行う方法が今後3年間に、IoTによって大きく変わる」という意見に同意している(Retail Systems Research: The Internet of Things in Retail: Great Expectations)
【9】2018年には、60億個のデバイスが「サポートをリクエストできる」ようになる(Gartner Predicts 2016: CRM Customer Service and Support)
【10】2020年にはデバイスの47%が、サポートをリクエストするのに必要な知性を備えるようになる(Gartner Predicts 2016: CRM Customer Service and Support
【11】2025年には、IoTが11兆ドル以上の経済価値を創出する可能性がある。この経済価値は、エネルギー効率、公共交通、オペレーション管理、スマートCRMなどの改善によって実現される(McKinsey Global Institute Report: The Internet of Things: Mapping the value behind the Hype)
【12】スペイン・バルセロナ市は、IoTシステムを活用した上下水道管理によって年間5800万ドル、スマート街路照明によって年間3700万ドルの費用節減を実現すると推計している(Harvard University Report)
【16】コネクテッドホームはIoTの大きな部分を占めるようになる。2019年には、コネクテッドホームデバイスの出荷台数は19億台、出荷額は4900億ドルに達する見通し(Business Insider Intelligence)。また、2020年にはコネクテッドキッチンがデータ分析の利用により、食品および飲料業界で、少なくとも15%の費用節減に貢献するようになる(Gartner Research Predicts 2015: The Internet of Things)
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