GitHubで4000個以上ものStarを獲得したプレゼン資料作成ソフトウェア「Marp」の開発者「@' yhatt」こと服部さんの、大学での意外な専攻とは――?
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本連載「まだ君は間に合う! 現役エンジニアに聞く、学生のときにやっておくべきこと」では、IT企業の最前線で活躍するトップエンジニアに、学生時代に行った就職活動の内容や、これから就職活動を行う学生へのアドバイスを聞いていきます。
服部雄輝さん(26歳)は、北海道の大学院を卒業後、Webマーケティングやインターネットメディア事業を中心に新しいビジネスを展開する「Speee(スピー)」に入社した若手エンジニアだ。
社会人2年目に自身で考案したソフトウェアのソースコードをGitHub(ギットハブ)で公開したところ、世界中のユーザーから4000個以上も「Star」をもらい、GitHubのトレンド入りも果たしたという経験を持つ。
ここで「GitHubって何?」という読者もいるかもしれないので、ごく簡単に説明しておくと、ソフトウェアのソースコードバージョン管理ツール「Git」を利用する際のソースコードや各種情報を公開し、世界中のユーザーと共有するためのインターネット上のサービスである。
さまざまなオープンソースソフトウェアのプロジェクトが集まるWebサイトであり、ユーザーは自身のソフトウェアを公開することもできるし、他のユーザーのプロジェクトにコメントしたり、最新のソースコードを手に入れたり、プロジェクトに参加して共同で開発したりすることもできる。
GitHubには「Star」という機能がある。気に入ったプロジェクトに「★」マークを付けて、後から参照しやすくしたり、作成者に対して高評価の意を伝えたりする仕組みだ。他のSNSの「お気に入り」や「いいね!」のようなものだと考えれば分かりやすいだろう。
服部さんは、GitHubで世界中から4000個超の「Star」を獲得したのだ。GitHubの大半のユーザーが進取の気性にあふれるエンジニアであることを考えれば、服部さんが開発したソフトウェアに対する評価がいかに高いものか、お分かりいただけるだろう。
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