コンピュータの故障などによってWindows 10が起動できなくなる可能性は常にある。万一の事態に備えて「システム修復ディスク」を作成しておこう。「システムの復元」などを利用して復旧が可能になる。
対象OS:Windows 10
修正プログラムの適用の失敗や設定ミスなどによって、Windows 10が起動できなくなる可能性がある。そのような万一の事態に備えて、「システム修復ディスク」を作成しておくとよい。
システム修復ディスクがあれば、Windows 10が起動できなくなっても、システム修復ディスクから起動して、「スタートアップ修復」や「システムの復元」などの修復作業を実行できるからだ。
システム修復ディスクは、書き込み型のCD/DVDメディアにしか作成できない。そのため書き込み型CD/DVDドライブが接続されていない場合は、外付け型のCD/DVD-Rドライブなどを接続してから、システム修復ディスクの作成を行う必要がある。
Windows 10では、以下の手順でシステム修復ディスクが作成できる。Windows 7やWindows 8/8.1については以下の記事を参照していただきたい。
以上で修復ディスクの作成は完了である。万が一の事態に備えて、安全な場所に保管しておこう。
システムに障害が発生してWindows 10が起動できなくなった場合は、システム修復ディスクをPCに挿入して、CD/DVDから起動する。起動方法はPCによって異なるので省略するが、たいていのPCでは、電源オン時に[F2][F8][F10]キーなどを押しているとブートデバイスを選択するメニューが表示されるので、修復ディスクの入った光学ドライブを選択して起動する(もしくは起動デバイス設定を変更して、システムを再起動する)。
システム修復ディスクで起動した後の手順は次の通りである。まずキーボードレイアウトを選択し、その後はトラブルシューティングメニューから[システムの復元]や[スタートアップ修復]などを行ったり、バックアップからリストアしたりする。
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