管理下のWebページをスマートフォンで開いたとき、どのような問題が生じるのか、手っ取り早く調べるにはGoogleの「モバイルフレンドリーテスト」が便利だ。
スマートフォン全盛の昨今、Webサイトのモバイル対応はもはや必須ともいえる。しかし、PC向けサイトをモバイルに対応させるのは総じて簡単ではない。
まずは現状で、モバイルデバイスで表示した際にどのような問題が生じているのか、確認するのが第一歩だろう。
そのためのテストツール/サービスの中でも、特に手っ取り早く、かつ無償で簡単にテストできるのが、Googleの「モバイルフレンドリーテスト」だ。Webブラウザからテスト対象ページのURLを指定するだけで、モバイル対応上の問題点を提示してくれる。
このモバイルフレンドリーテストには現在、次の2種類が存在する。
新版は特にスマートフォンからテストしやすい一方で、旧版の方が具体的な修正方法を確認しやすい。執筆時点でまだ旧版は利用できるので、以下では旧版の使い方を説明する。
Googleの「モバイルフレンドリーテスト」でモバイル対応度を調べる(1/2)
Googleの「モバイルフレンドリーテスト」でモバイル対応度を調べる(2/2)もっと具体的に問題点を知りたいなら、上記画面の(7)をクリックして、同じくGoogleのサービス「PageSpeed Insights」を呼び出す。これはページ表示を遅くしている原因を分析するためのツールだが、モバイルでの表示上の問題点も指摘してくれる。
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Googleの「PageSpeed Insights」で修正すべき箇所やその方法を確認する(1/2)[B]
Googleの「PageSpeed Insights」で修正すべき箇所やその方法を確認する(2/2)以上のツールやドキュメントで、モバイル表示上の全ての問題が解決できるわけではない。とはいえ、まず問題点を明らかにして対処方針を決めていくには十分に有用だろう。
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