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» 2017年05月18日 05時00分 公開

OSを日本語化して、IISをインストールしてみるAzure ハイッ! ここ大事!(4/5 ページ)

[打越浩幸,デジタルアドバンテージ]

Webサーバ(IIS)のインストール

 日本語化できたら次はIISをインストールしましょう。これもAzure固有の話ではありませんので、特に難しいことはないでしょう。

 IISをインストールするには、サーバーマネージャの[管理]メニューから[役割と機能の追加]を選んで、[Web Server (IIS)]を追加します。

IIS役割の追加 IIS役割の追加
IISを追加するには、サーバーマネージャで操作します。
  (1)[管理]メニューから[役割と機能の追加]を選択します。

Webサーバ役割の追加 Webサーバ役割の追加
「役割と機能の追加ウィザード」を起動してIISを追加します。
  (1)[サーバーの役割]画面まで進めます。
  (2)このチェックボックスをオンにして先へ進めます。

 [Web Server (IIS)]のチェックボックスをオンにすると、IISの管理ツールもインストールするかどうかを問い合わせるダイアログが表示されますので、それもオンにして、同時にインストールしておきます。

[補足]SMBv1の無効化/削除

 Azureとは直接関係ありませんが、この原稿を書いている現在、WannaCryというランサムウェアが猛威を振るっています。

 このランサムウェアは、ファイル共有のためのSMB v1/CIFSプロトコルの脆弱性を突いてWindows OSに感染し、ファイルを暗号化して身代金を要求したり、外部に感染を広げたりします。これに対する対策は、Windows Updateで(MS07-010を含む)最新のパッチを適用する他、SMB v1を無効化するのが有効です。Windows Server 2016でもSMB v1はデフォルトでインストールされていて有効なのですが、このような古いプロトコルは使うこともないでしょうから、削除しておきしょう。

 具体的には、サーバーマネージャの[管理]メニューから[役割と機能の削除]を選び、[機能]の画面で[SMB 1.0/CIFS File Sharing Support]のチェックボックスをオフにして削除後、仮想マシンを再起動してください。

SMB v1/CIFSプロトコルの削除 SMB v1/CIFSプロトコルの削除
SMB v1/CIFSプロトコルは、現在では削除/廃止することが推奨されている、古くて危険性の高いプロトコルです。これが使えなくても困ることはないでしょうから(現在では後継のSMB v2/v3が使われている)、削除しておきましょう。
  (1)[役割と機能の削除ウィザード]で[機能]画面を選択します。
  (2)このチェックボックスをオフにして(デフォルトではオン)次の画面へ進みます。

IISのインストールの確認

 IISをインストールできたら、Server上のWebブラウザ(Internet Explorer)で「http://localhost/」を開いて正しく表示できるか確認してみましょう。

インストールしたIISへのアクセス インストールしたIISへのアクセス
まずは作成した仮想マシンから、ローカルのWebサーバへアクセスしてみる。これが動作しないようならインストールに失敗しています。
  (1)ローカルホスト(127.0.0.1)上のIISのページを開いてみます。
  (2)IISのデフォルトコンテンツが表示されれば、インストールは成功です。

Webコンテンツの準備

 IISの準備ができたら、Webサーバにコンテンツを配置します。

 このコンテンツ(データファイル)をAzure上のWebサーバに送るにはいくつか方法がありますが、相手がWindows OSなら、リモートデスクトップのファイル共有機能を使うのが一番簡単でしょう。ローカルのPCでファイルを選んで[Ctrl]+[C]キーでコピーし、Azure上のWindows Server OSのエクスプローラへ[Ctrl]+[V]キーで貼り付けるだけです。大きなファイル(4GBもしくは2GB以上)はコピーできませんが、たいていの場合はこれで十分でしょう。

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