最後に、プロジェクト管理ツールJootoの一部機能を使ってガントチャートを作成します。
「タスクの追加」をクリックして、カンバン方式でタスクを登録します。進捗率の項目はありませんが、「ステータス」や「優先度フラグ」があります。
タスクの登録が終わったらガントチャート表示に切り替え、ドラッグ&ドロップでスケジュールを入力します。
虫眼鏡の拡大、縮小ボタンで、日、週、月表示に表示スケールを切り替えられます。
タスクの詳細は、タスクをダブルクリックすると表示される「タスク詳細ウィンドウ」で変更します。スケジュールのカレンダー登録や、カテゴリーのラベル色分けができます。閉じるボタンを押さなくても、ウィンドウ以外の場所をクリックすると、自動保存します。
ドラッグ&ドロップすると、タスクの上下を入れ替えられます。しかし、レコード番号は変更されません。また、ガントチャート上ではタスクの追加、複製、ツリー構造ができません。
Jootoのガントチャートは、プロジェクト管理ツールの一部機能です。タスクの締め切り日やステータスを俯瞰して確認することを目的なので、簡易的なガントチャート作成に向いているでしょう。
3種類のWebサービスで作るガントチャートを見ました。最後に、これらのサービス(主にBrabio!)とExcelガントチャート機能を比較しましょう。
WebサービスがExcelより優れているのは、コラボレーション機能、メール通知、タスク連携など、他システムとの連携が可能という点です。
ExcelはWebサービスよりも項目の追加などのカスタマイズが容易ですが、その分メンテナンス性が低下します。
ガントチャートを作成するには、さまざまな方法があります。プロジェクトの規模や期間、特徴に合ったツールの選択をお勧めします。
国内10万社以上で利用されているプロジェクト管理インターネットサービス「Brabio!(ブラビオ・プロジェクト)」を提供する「ブラビオ」のマーケターと開発者のコンビ。趣味は料理、ただし盛り付けに課題あり。
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