「Lobe」「PyTorch 1.0(ベータ)」「AI/MLの仕事」など、ちょっと気になるお薦めのニュースや記事を集めてみた。
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[イベント情報]2018年6月21日に、機械学習エンジニア&データサイエンティスト向けの1000人規模の大型イベント「DEEP LEARNING LAB | DLLAB DAY 2018」が開催されるので、まずはこれについて紹介したい(ちなみに、本サイトもメディアスポンサーとなっている)。カーネギーメロン大学の金出武雄先生をはじめ、そうそうたるメンバーが登壇する。会場費用を賄うため1万円(学生2000円)と有償になってしまったらしいが、オススメの内容なので、ぜひイベントページを見に行ってほしい。
ソニーが2017年11月よりオープンベータ版として公開してきたNeural Network Console クラウド版を、2018年5月9日に正式版に切り替えた。これに合わせて、GPUでの学習や、ワークスペース容量の追加(10GB単位で1000GBまで)といった新機能も追加している。
無料利用枠(※制限があり、CPU実行: 10時間、ワークスペース: 10GB、プロジェクト: 10個まで)は継続的に提供しつつ、上記の新機能が有償で提供される。価格などは、下記の公式サイトを参照してほしい。
ちなみに、Neural Network ConsoleのWindowsアプリ版があり、こちらは下記のリンク先からダウンロードして無料で利用できる。
2018年5月2日、Lobe Artificial Intelligence社は、GUIツールでドラッグ&ドロップにより、独自の深層学習モデルを構築、訓練、展開できるサービスであるLobe(ベータ版)を発表した。学習済みモデルはTensorFlowやCoreMLでエクスポートしたり、あらゆるプログラミング言語(JSON、C、C#、GO、Java、JavaScript、Node、OCaml、Objective-C、PHP、Python、Ruby、Shell、Swift)からWeb API経由でアクセスできる。詳しくは下記リンク先を参照されたい。
Facebook社が主導して開発しており、最近、人気が高まってきているPyTorchの1.0のベータが、あと数カ月でリリースされる予定と発表されている。フライング気味の発表だと思うが……。
DataRobotは、機械学習を自動化してくれるプラットフォームだ。効果の高い手法/アルゴリズムを自動的にランク付けして選別したりできるので、非常に効率的に機械学習によるデータ分析を実現できる。DataRobot社には、Kaggle上位入賞者が多数所属しており、その経験が製品に生かされていると聞いたことがある。
リリースではないが、そのDataRobotの解説記事があったので紹介しておく。DataRobotがどんな感じで使えるのかを知るには良い資料である。ただしトライアル版などがないようなので自分では試せないだろう。なお、サービス価格は公表されていないが、恐らくかなり高額だと思われる。
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