2018年9月10日に10周年を迎えた「エンジニアライフ」を、コラムニストたちがあの手この手で振り返ります。
筆者も読者もコメンテーター(コメントを喜び勇んで書いてくれる名誉読者)も、ほぼほぼエンジニア、というエンジニア参加型メディア「エンジニアライフ」が、2018年9月10日に開設10周年を迎えました。
2014年4月から(たぶん)4代目担当者として当コーナーを見守っている(編)のこの10年で一番の思い出は、コラムニストの「あずK(現在、浅見 憲司)」さんと「第3バイオリン」さんが、コラム執筆が縁で恋に落ち、結婚し、将来のエンジニアライフコラムニストたち(別名、子ども)を授かったことです。
2008年9月10日、「エンジニアライフ」は@IT自分戦略研究所の1コーナーとしてオープンしました。
@IT編集部の若手のホープ石川が開設当時のエンジニアライフのInternet Archiveを発掘しましたので、まずは当時の様子をどうぞ。
スタート時のコラムニストは74人。今も継続して書き続けているのは、前述の「あずK」さんと、最近復活した「とみー」さん、縄神様として一部で有名な「Ahf」さんの3人。
連載「仕事が「つまんない」ままでいいの?」の筆者「竹内義晴」さん、ブックレット「「IT業界あるある物語」で覚える、新人エンジニア/メンター/リーダーが知らないと現場で生き残れない18の常識」の筆者「中越智哉」さんも、ここのコーナー出身だったんですね。
そして10年の月日が過ぎ、2018年9月10日にエンジニアライフは10周年を迎え、10周年をお祝いして、レイアウトやロゴを新調いたしました。
現在のコラムニストは250人(最近更新されていない人も含む)。10周年当日は、現在活躍中のコラムニストたちが10周年を寿ぐ(ことほぐ)コラムや小説を続々とアップしてくれました。
一番乗りは、石川県から参戦の「平田豊」さん。平田さんは、連載「U&Iターンの理想と現実」の「石川編」も執筆されているテクニカルライターです。
記事「経営者が交代し、キーパーソンも異動!――山本一郎氏が聞く、ユーザーの体制変更の影響を最小限にとどめる銀の弾はあるのか?(開発残酷物語)」で、山本一郎さんと対談した「山無駄」さん。九州から参戦です。
お次は、北海道から参戦の「Ahf」さん。でも最近は、関東にいる時間の方が長いそうです。月に2本、コラムを掲載することをノルマとしているようです。
今回、一番遠方から参戦した「elcaminoreal255」さんは、米国のシリコンバレー在住。記事「「文系エンジニアは世界で通用しない」は本当か?〜シリコンバレーの常識」、インタビュー「教えて! キラキラお兄さん どうしたらシリコンバレーでエンジニアとして働けますか?」でも、米国のエンジニアライフを伝えてくれています。
全国の転勤妻をたばね、テレビや新聞、雑誌などにも多数出演されている「TKT48 奥田美和」さん。最近、ライブハウスデビュー(出演する方)したそうですよ。
毎週月曜日(休日も!)に、新作を掲載し続ける「キャリアコンサルタント高橋」さん。肩こり対策グッズ集めに凝っているそうです。「こり」なだけに「凝り」。
2017年のクリスマスにリア充ぶりを披露した「手塚規雄」さんは、最近ご結婚されたそうです。めでたいですね。うらやましいですね。うらめしいですね。
一方、ずーーーーーーーーーーーーーーーーーっと「彼女が欲しい」と書き続けている「Anubis」さんは、相変わらず独身です。コラム終了宣言をしましたが、(編)の執拗(しつよう)な「10周年記念書け」「書け」「書かんか、コラ」要請に折れて、復活してくれました。
最近、本文よりもコメント欄が盛り上がっている「Horus」さん。誰かさんとアイコンが似ています。戦闘スタイルも似ているようです。
「こんな文章を書く、私はどんな生活をしているかと言うと」の締めでおなじみの「吉政忠志」さんは、ご自身のコラムの歴代トップ10を披露。ここでも3位は「エンジニアと恋愛」問題です。
恋愛関係が続きます。エンジニアライフ婚を成し遂げた「浅見憲司」さんです。このコラム、最初は「何じゃコリャ」と思ったのですが、最後まで読んで納得。こういう気の利いたところが、「第3バイオリン」さんの心をつかんだんですね。
心をつかまれちゃった「第3バイオリン」さん。彼女は、この10年で一番変化&進化したコラムニストです。2歳と0歳のお子さんの子育てをしながら、コラムを書いてくれました。
子育てといえば「abekkan」さん。4児のパパ経験を基に、子育て本筆者、親子で学ぶプログラミング研修講師としても活躍中です。表題のイベントは、諸事情により中止になったとか。残念!
「ひでみ」さんは、エンジニアライフ ナンバーワンの人気者です。彼女のコラムには、毎回コメントがいーーーーっぱい付きます。昭和→平成変換時のシステム改修ドタバタ劇の体験者でもあられます。
10年前からの筆者「TOMY」さんは、10周年を機に復活してくれました。超頑張り屋さんなので、無理のないペースで書き続けていただきたいです。
普段はPysonに関するあれこれを書いている「ちゃとらん」さんは、10周年用に特別編を書いてくれました。以前書かれていた「SEの格言・迷言・ことわざ集」は、「コピペは百年の不作」「いつまでもあると思うな保守の金」など、タイトルを見るだけでニヤリ(ドキリ?)とさせられます。
エンジニアライフといえば、「小説」です。過去には、コラムニストの過半数が小説を書いていた時期があったとか。
エンジニアが主役の小説を書かせたら日本イチの「リーベルG」さん。過去掲載作品は、書籍化されたり、漫画化されたり、しています(読んでね)。
エンジニアライフ小説家として人気急上昇中の「湯二」さんも、エンジニアが主役の小説を書いてくれました。AI太郎がいたら、(編)も買いたいなあ。
エンジニアのエンジニアによるエンジニアのための「エンジニアライフ」は、今日も明日も元気に更新中。20周年もお祝いできるように、これからもよろしくお願いいたします。
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