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対象:Windows版Microsoft Edge、Chromium版Microsoft Edge(Windows OS)
他人のPCを使って返却する際や、PCを修理に出す際、Webブラウザの閲覧履歴やキャッシュをそのままにしておくと、そこから個人情報やパスワードなどが漏えいしてしまう可能性がある。また、キャッシュの影響によって、Webページが正常に表示されない、といった不具合が発生することもある。
このような場合、閲覧履歴やキャッシュなどのデータを削除(クリア)して、個人情報を守ったり、不具合を解消したりしよう。本Tech TIPSでは、「Microsoft Edge」で閲覧履歴やキャッシュを削除する方法を解説する。
なお、Microsoft EdgeはWindows 10に標準でインストールされているバージョン(以下、Microsoft Edge)に加え、Chromiumをベースに開発した新しいMicrosoft Edge(以下、Chromium版Edge)がある。それぞれで削除方法が若干異なるので、別々に解説していく。両者を区別する方法についてはTech TIPS「古いの? 新しいの? Microsoft Edgeのバージョンを確認する」を参照していただきたい。
Microsoft Edgeの場合、アドレスバーの右側にある[…]アイコンをクリックし、表示されたメニューをスクロールして、一番下の[設定]を選択する。[設定]メニューに切り替わるので、左側のアイコンで[プライバシーとセキュリティ]を選択する。[プライバシーとセキュリティ]メニューになったら、[クリアするデータの選択]ボタンをクリックする。
[閲覧データの消去]メニューになるので、ここで削除したいデータの項目を選択する。
他人のPCやPCを修理に出すような場合は、全てのデータを削除した方がよい。ただし、Webサイトからログアウトされたり、ログイン時にID/パスワードの自動記入ができなくなったりするので、ID/パスワードは別途控えておいた方がよい。
Webページが正常に表示されないといった不具合の場合は、「Cookieと保存済みのWebサイトデータ」と「キャッシュされたデータとファイル」を削除すればいいだろう。
Chromium版Edgeの場合、アドレスバーの右側にある[…]アイコンをクリックし、メニューの[設定]を選択する。新しいタブで[設定]画面が開くので、左ペインで[プライバシーとサービス]を選択する(左ペインが表示されない場合は、Chromium版Edgeのウィンドウを広げるか、左上隅にある[三]アイコンをクリックする)。右ペインが[プライバシー]画面に切り替わるので、「閲覧データをクリア」欄の[クリアするデータの選択]ボタンをクリックする。
[閲覧データをクリア]ダイアログが開くので、削除する時間の範囲を「すべての期間」「過去4週間」「過去1週間」「過去24時間」「過去1時間」から選び、削除したいデータの項目を選択して[今すぐクリア]ボタンをクリックする(パスワード以下はスクロールしないと表示されないので注意)。
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