突然、Gmailでメールが受信できなくなる、Googleカレンダーも開けない、Google Chromeの同期にエラーが生じる……。実はGoogleのサービスがトラブルで停止しているのかも? そのようなときにまず参照したいステータスページを紹介する。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
対象:GmailやGoogleカレンダー、Google Analyticsなど、Googleの各種サービス
ある日、GmailやGoogleカレンダーといったGoogleのサービスを使っている最中に、突然エラーが表示されてページが表示されなくなったり、メールの送受信時にエラーが発生したり、といったトラブルに遭遇。しばらくして回復するとともに、ニュースでGoogleのサービス障害を知る。そんな経験はないだろうか?
常用しているサービスが突然使えなくなると、動揺して何をしたらいいか一瞬分からなくなりがちだ。もし、何が原因なのかを特定できれば、たとえサービスを利用できなくても動揺や不安を抑えることはできる。
このようなとき、真っ先に参照したいのは、Googleのサービスにトラブルが生じているかどうかを確認するための公式情報だ。本TIPSでは、Googleが提供している「Google Workspace ステータス ダッシュボード」を紹介しよう。
GmailやGoogleカレンダーといったGoogleのサービスで、何らかのトラブルが生じているかどうかは、次のGoogle公式ステータスページで確認できる。
タイトルに含まれる「Google Workspace」は、企業などの組織向け有償サービスの名称だ。ただし、このページの冒頭には「特に明記されていない限り、このステータス情報は、一般ユーザー向けサービスと Google Workspace を使用している組織向けのサービスに適用されます。」とある。つまり、無償のGoogleアカウントで受けられるエンドユーザー向けサービスについても、その状況が掲載されている。
このページには、直近の3カ月分のトラブル発生状況が記されている。表内に記されている丸いアイコンが、各サービスの状況を表している。
基本的には、利用しているサービスを左端のカラムから見つけ出し、その行内の該当日付の列に色付きの●アイコンがあったら、それをクリックしてみる。
すると、サービスごとの詳細な状況とその直近の履歴を確認できる。
また、Google WorkspaceステータスダッシュボードではRSSフィードを利用できる。
フィードURLをRSSリーダーに登録しておいて、更新があったらスマートフォンに通知が届くように設定しておくと、速やかにトラブル発生を検知できるだろう。ただ、その通知に何らかのGoogleのサービスを利用していると、通知そのものがトラブルのせいで届かないおそれがある。その点では、Googleのサービスを多用しているAndroidスマートフォンより、iPhoneと非Google系サービスを組み合わせた方が確実だろう。
Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud Platform」(以下、GCP)にも、ステータス情報ページがある。
Copyright© Digital Advantage Corp. All Rights Reserved.