連載
» 2021年12月15日 05時00分 公開

「とうふメンタル」なボクがやっている、ヤバい予兆の見分け方、整え方仕事が「つまんない」ままでいいの?(84)(3/3 ページ)

[竹内義晴(特定非営利活動法人しごとのみらい),@IT]
前のページへ 1|2|3       

「本当にヤバい」ときの対処

 2021年を振り返ると、何度か「これ以上いくとヤバい」と感じたことがありました。そのとき、ボクはこんな形で乗り切りました。正確には、まだ完全に乗り切れてはいないけれど。

気心が知れた友人に弱音を吐こう

 メンタル的に「あ、これ以上いくとマズい」と思ったとき、ボクは気心が知れた知人に連絡を取って、話を聞いてもらいました。「ごめん、ちょっとキツいから話聞いて」って頼んで。

 話したからといって問題が解決するわけではないのだけれど、話を聞いてもらって、少し、気持ちが落ち着きました。仕事に限らず「ツラいときは、誰かに話を」みたいな話はよく聞きますが、話を聞いてもらうのって、やっぱり大事です。分かってくれる、理解してくれる人がいるだけで救われます。

 ときには、弱音を吐くのも大事ですよ。マジで。

無理やり「仕事以外のこと」をやろう

 2つ目は、無理やり「仕事以外のこと」をやること。

 ボクは、過度に仕事を抱えてメンタルがヤバそうだったとき、強制的にでも「仕事から頭を切り離す」ことを意識的にやりました。なぜなら、過度に仕事を抱えたり、追い詰められたりすると、意識では「気持ちを切り替えたい」と思っても、仕事が頭から離れなくなってしまうからです。平日とか、週末とか、関係なしに。

 ちなみに、ボクは畑で野菜を作っているので、「あえて」畑に行って作業したり、少しの時間でも「あえて」家族と出掛けたり、趣味のバイクで「あえて」出かけたりしました。

 そうすることで、少しだけですが、頭に仕事以外の「すきま」ができました。

 追い詰められているときほど、頭に仕事以外のすきまを作ること、大事です。

心と身体を壊してしまっては、元も子もない

 というわけで、この1年のハードワークで気付いた、「心と身体を壊さない対処法」についてお話ししました。

 「仕事が大変」っていう時期も、あっていいと思うんですよね。ハードな状況を経験することで、仕事の幅とか耐性とかを広げてくれるから。

 でも、「これ以上いくとヤバい」というラインまではいかないようにしなければいけないと思います。心と身体を壊してしまっては、元も子もありませんから。

 人生の中で仕事が占めるウエイトは大きい分、過度に仕事が大変だと余裕がなくなってしまいます。そんなときは「本当に大切なのは何か?」を改めて考えてみるといいかもしれませんね。

 ボクにとって最も大切なのは「仕事は楽しくする」こと。この1年で楽しさを感じたこともあったけれど、「キツい」と感じていた時間も多かったので、改めて思います。「やっぱり、楽しく仕事がしたい!」と。

 少しずつ形になってきたこともあるので、2022年は仕事の負荷を調整しつつ、楽しく仕事をしたいと思います。

筆者プロフィール

竹内義晴

しごとのみらい理事長 竹内義晴

「仕事」の中で起こる問題を、コミュニケーションとコミュニティーの力で解決するコミュニケーショントレーナー。企業研修や、コミュニケーション心理学のトレーニングを行う他、ビジネスパーソンのコーチング、カウンセリングに従事している。

著書「感情スイッチを切りかえれば、すべての仕事がうまくいく。(すばる舎)」「うまく伝わらない人のためのコミュニケーション改善マニュアル(秀和システム)」「職場がツライを変える会話のチカラ(こう書房)」「イラッとしたときのあたまとこころの整理術(ベストブック)」「『じぶん設計図』で人生を思いのままにデザインする。(秀和システム)」など。


前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。