サイバートラストが「RHEL 9」を基にした「MIRACLE LINUX 9」を無償で提供CentOS 8のサポート期限は2021年12月31日

サイバートラストはLinuxディストリビューション「MIRACLE LINUX 9」のライセンス費用を無償にすると発表した。Red Hat Enterprise Linux 9で動作するソフトウェアなら、そのままMIRACLE LINUX 9でも利用できるという。

» 2021年12月17日 08時00分 公開
[@IT]

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 サイバートラストは2021年12月16日、Linuxディストリビューション「MIRACLE LINUX 9」のライセンス費用を無償にすると発表した。

 「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)のバージョン9を基に開発されており、2022年中に提供される予定。サイバートラストによると「RHEL 9で動作するソフトウェアをそのままMIRACLE LINUX 9で動かせるようにする」という。

画像 MIRACLE LINUX(提供:サイバートラスト

 サイバートラストは「『Microsoft Azure』のIaaS(Infrastructure as a Service)ではCentOS Linux(以下、CentOS)がよく採用されており、RHEL互換のディストリビューションを必要とする企業やユーザーは多い。そういった企業やユーザーに対し、『CentOSの後継』として長期利用可能な選択肢を提供する」としている。

CentOSを利用している企業のシステムを継続させる

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